ビッグモーターの件、電気自動車だったらどうなってしまうのか、考えた
話題のビッグモーターの不正。電気自動車の場合、整備箇所が圧倒的に少ないので、中古車販売時の整備費や車検の整備費の場合、ガソリン車にくらべて整備費用などに大きな差が出てきます。報道されているようなことがあるとすれば、ガソリン車よりも「闇」が広がる可能性があると思われます。
電気自動車の場合、オイル交換もない、消耗パーツだらけのエンジンもない、となり、ガソリン車と一律の整備費ノルマがかけられれば、補修箇所の水増しは難しく、ビッグモーターの件で言われてるようにボディに傷、ということをしなくてはならないかもしれません。
それとも、今後は、走行用バッテリー関係のオカルトグッズが登場するかもしれず、その費用や、場所が場所だけに高い作業工賃も乗せられる、という可能性もあります。もしかしたらバッテリーの性能を戻す何か、というものも登場する可能性もあるでしょう。
また、最近の車種ではタイヤの扁平率を下げてホイールを大きくする傾向がありますが、タイヤで無理に高いものを選んだり、タイヤ業界のほうで、静粛性などで電気自動車に特化したと謳う割高な製品を登場させてくるかもしれません。
扁平率の低いタイヤで大径ホイールとなれば、リム変形もおこりやすく、リム、それも内側をわざと曲げる、といったこともやりかねないでしょう。
現在は、日産で見積をとるとわかりますが、高いと言われるディーラー整備でさえ、整備箇所はないため工賃も安く、車検だとしても少な目の基本整備工賃とブレーキフルード交換くらいです。それをどうやって水増しするのか、無理な営業を上から押しつけられている店では、どう対処するのか、本当に注意していく必要があります。
そんなことせず、電気自動車の時代になったら、諸費用でぼったくるとか、そういうのはやめにしてもらいたいものです。