エアコンは高圧洗浄でブァー、だけではない完璧な掃除方法がある
誰にでもすすめるものではありませんが、エアコンクリーニングといえば、ビニールで周囲を覆って高圧洗浄するというものと思っていませんか。掃除方法はほかにもあるのです。
エアコンクリーニングは大手掃除会社がCMなどを流したように周囲をビニルで覆って高圧洗浄のようなものが流行りです。というか、本格的掃除はそれしかないと思われがちです。
実はそうでもありません。高圧洗浄もビニルで覆うのも不要です。必要なものといえばドライバーなどの工具類と漂白系洗剤(ハイターとかカビキラーとか)と、多少の分解スキルです。
エアコンはメーカーによっては注意してやればばらせます。というか、メンテナンスのために部品交換などがしやすくなっていることが多いです。外装を外して順番にネジやはめ込みを外していけば、ベースと冷媒部分だけまで分解することができ、外した部分はしっかり掃除と消毒ができます。
ただし、本当にはめ込みかネジ止めか区別が付かないことがあり、はめ込みだと思って力を入れたらネジ周りが割れたなどの破損に繋がります。そこを見分けられる能力さえあればなんとかなりますが、その能力がいちばん難しいんです、メーカーのサービスマニュアルか、同型の分解記事でもどこかにあればもっと楽にできます。
そうすればファンやその周囲の壁や風向きを調整する羽などもキレイにできます。塩素漬けにしてキレイさっぱりすることもできます。よく見るとわかりますが、正面からギザギザの部分から高圧洗浄機で流しても、ファンの中央部分までしっかり洗い流せるかは疑問です。であれば分解しかありません。
ギザギザの部分は夏は常に水が流れていますし、冬は触れないほど熱くなりカビはあまり付着しません。掃除スべきはそこよりもファンなどもっと奥の部分ということがわかっていただけると思います。
自分でやるのがイヤなら分解清掃まで請け負う業者もいます。ただし、「分解」程度のキーワード検索だけでは外装を外して高圧洗浄するような一般的なクリーニングでも「分解」としている業者が多いので、注意してください。本当に分解するところは手間のぶんだけ高く、2万円オーバーは普通です。
ただし、現在ですと、掃除機能付きというだけで高圧クリーニング料が倍額になる業者が多いです。自動掃除機能付きのエアコンならば、そう変わらない金額で本格的な分解清掃をしてくれる業者と出会えるかもしれませんのでよく探してみることをオススメします。