便利なドライバーってないようである、#2ドライバーのおすすめ2つ
工具は消耗品、またはメンテナンスが必要と何度か訴えています。先端のすり減ったブランドのドライバーよりも、精度が十分の安物のほうがずっとマシです。特にプラスドライバーは消耗品です。かみ合わせが悪いと思ったら新しいものへの交換を考えましょう。という話は別にして、ちょっといいものをご紹介。
通常は#2のドライバーを使うことが多いですが、なぜか長さが100mm以上というのがほとんどです。長すぎて不便という人もいるはず。そこで、SK11から出ている細軸のシリーズです。SK11 ボールGドライバー 細軸 +No.2×75mm SBS2P75 は、長さ75mmで軸も細く狭いところでの作業もやりやすいです。写真じゃわかりにくいですが、ひとまわり小さいです。
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通常の100mmのものは力の必要なところだけに使い、ふだんはこの細軸ドライバーでだいたい済んでしまいます。狭い場所に使うために#1の短いドライバーを無理やり使っていた人はぜひこれを使ってみてください。
続いて、もうひとつの方法です。差し替えドライバーにドライバードリル用のビットを組み合わせる方法です。適当な差し替えドライバーのグリップを使ってもいいですが、ベッセルからボールグリップドライバーのグリップだけが売られています。握り具合はベッセルのボールグリップドライバーそのもので、とてもいい感じです。
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先端は本当にさまざまなものが出ていますが、このベッセルのセットで当面必要なものが揃うと思います。#2にしても細軸から短い軸まであり、さまざまなものに対応します。#3の短いのまで入っていて、M8のビスを回すときにも問題ありません。
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このほかにもボジドライブの先端もあります。専用ドライバーよりも安いかもしれません。
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とはいえ、差し替えというのは意外に不便です。先端を紛失してしまうかもしれません。差し替えが面倒ならばグリップを複数用意して挿しっぱなしする方法でもいいと思います。良いドライバーに巡り合ってください。