スマートホームのセキュリティの話

中国製機器のセキュリティが心配な件、政治的な話も絡んでたいへんな問題になっています。いまやスマートホームを実現する際、中国製はもちろん中国ブランド、または中国を事実上発祥とするブランドを避けて通れません。

例のHuawei製品は中になにか余計なチップが見つかったとか。実際に悪い動作をさせるための処理をするなら、内蔵ソフトウェアに組み入れてしまうのが通常ですので、誰が見てもわかるようなハードウェアの追加はあり得ないことです。

ただし、これが通信機器となると話は変わってきます。悪さをするとなると、本来外に出さないデータを外部に送信するなどのことが考えられますが、セキュリティのために通信の内容を外部機器で常時チェックするとなった場合、ソフトウェア的に何か仕込んだとしても通信経路で見つかってしまう可能性があります。

そこで、別チップです。通常の通信とは全く別の経路でデータを外部に出せるよう考えると、独自の無線通信機能を仕込むことが考えられます。ですので、追加するとなると無線関係を網羅した別チップということになると思います。

とはいえ、仮に別経路のための無線チップを積んだとしても外見的に見つかるようなものを搭載するでしょうか。通常、考えにくいと思われます。

つまり、余計なものが見つかったと騒ぐほど、簡単なことではないということです。そして、中国以外なら安全かというとそれも疑問です。Facebook、Google、Amazonも100%信頼できるでしょうか。そして、それらの中に悪さをする人間がいないということもいい切れませんし、彼らの組織にも中国人はいます。

 もう、中国だから……などと決めつけてしまうことが危険です。アメリカだからと言って信頼していいことになりかねません。信用できないところはどの国にも存在します。事故が起こっても被害が最小限にとどまるように対策しておくというのが、現実的な対応だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください