新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策で、銅の蛇口を使うのはどうでしょう

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）で、なにかに付着したウイルスがどのくらい生き延びるかを示したデータがあります。それによると、空気中は3時間と短く、その次に示されているのは銅の4時間です。プラスチックやステンレスは2～3日や、冷蔵庫の中はもっと長いなどのデータもあります。

そこで、手を洗うための蛇口の表面が銅のものを使うのはどうでしょうか。

製品は多数あると思いますが、材質は黄銅というのもがほとんどですが、問題は表面です。通常はニッケルめっきですが、銅めっき仕様のものがあります。

シンプルなものではカクダイの万能ホーム水栓（701-514-13）です。表面が銅の色になっており、年月ともに風合いが変化するとしています。カタログには素材の記載はないですがおそらく銅めっきです。取っ手の部分が異なる「701-513-13」もあり、さらにデザインに凝ったものもあります。

現物を確かめたわけではないので、なんとも言えませんが、銅めっきは表面に樹脂コートがしてあることもあり、その場合の銅の効果が発揮できない場合があります。

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現時点で表面材質を記載したデータはないようですが、こういった時代ですし、今後は表面素材が銅を主張した製品が出てくるかもしれません。また、リクシルなど銅めっき仕上げを特注で対応しているところもあります。あくまで、インテリアの色としての銅めっきですが、効果があるかもしれません。

なお、銅と黄銅（真鍮）は同じような効果があるとしている説もあり、その場合なら金属製の蛇口の取っ手部分であれば、グラインダーなどで表面のニッケルメッキを剥がしてしまえば黄銅が露出します。こういう時期ですので、メッキを剥がしておくのもいいのかもしれません。

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