アース付きコンセントで、壁内でアースがつながってないのは絶対ダメ
オーディオの記事でたまに見かけるコンセントの問題です。最近は電気工事士、電気工事士とうるさいので壁の中のコンセントを取り替えるときは電気工事士がやってると書かれていることが多いですが、残念ながら電気工事士だとしても知識不足や配慮不足、経験不足による間違いはあります。
今回、問題にしたいのは、アース付きコンセントを壁に付けているのに、アースが結線されていないことです。どこが問題かというと、アースがあると思って付けているのに、実際にアースがないことで、期待しているアース保護性能を発揮しないことです。これは大事故につながります。
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これが、プラグアダプターのようなものなら、先がつながってないのがわかりますから、アースがあることの期待をしないで使うのでいいですが(よくないですが、まだましですです)、壁の中だと本当にアースがつながっているのかどうかわかりません。
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まともな電気工事士なら結線がされてないのアース付きコンセントを付けることは絶対にないのですが、知識や危険度の判断ができない人が施工してしまった場合には問題になることが多いです。
アースは安全上では万一の場合に役立つものなので、機器が正常なら安全上でも問題は起こりません。確率的には事故が起こるのは低いことかもしれませんが、だからこそ、安全のためにあるものは、きちんとしておきたいところです。
ちなみに、件の記事を書いた筆者は、アース未結線の指摘について、オーディオ的には効果があるので問題なし、との見解を出しています。危険性の指摘をしていることすら気づいてないようでした。