スピーカーを部屋に造り付け！天井内蔵や壁や天吊スピーカーを付ける方法と選び方

部屋で音楽を聞いたりする人は多いですが、スピーカーが壁や天井に作り付けだったら部屋が片付いて便利かと思う人はいるでしょう。そこで、天井内蔵や壁吊り天吊りのスピーカーについて考えてみます。

ケーブルの取り回しを第一に

内蔵したり天井や壁に吊る場合、スピーカーケーブルは壁の中などに埋め込むことが多くなります。ですので、きれいに収める場合は壁を貼る前の新築やリフォーム時ということになります。

後からケーブルを収める場合は、屋根裏のある部屋なら屋根裏に入り、天井の部分は中に収めることができます。壁についても屋根裏から下にケーブルを垂らすなどして収められることもあります。これについては実際に屋根裏に入ってみないとわかりません。

人が入れないほどの天井でも、ダウンライトの穴などをうまく使うことにより、ある程度は横方向にケーブルを這わすことは可能になります。商業施設では屋根裏はなくても天井内に人がなんとか入れる隙間があることもあり、その場合もケーブルを引きまわすことは可能になります。

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プロは壁の中にケーブルを通すための道具を多数持っています。これを使って既存の小さい穴を活用して通していきます。よくわからないという場合は家の構造を熟知している専門家に相談してみるのも悪くありません。

また、屋根裏があれば天井部分だけ隠蔽し、横の壁部分はモールを取り付けて線を隠すということもできます。

新築時やリフォーム時にケーブルを内蔵する際は太めの線を入れてください。音にこだわる人でもなければ16ゲージ（1.25スケア）、長いなら14ゲージ（2スケア）でも入れておけば大丈夫でしょう。後からケーブルを交換したい場合や費用に余裕があるなら迷わずに配管を設置してください。

スピーカーの選び方

スピーカーを選び方で気をつけることは、天井内蔵スピーカーというものもありますが、多くは業務用で、「ハイインピーダンス接続」とされているものがあります。ハイインピーダンスのスピーカーは一般的なオーディオのアンプではまともに音が出ません。

ハイインピーダンスにすることで多数のスピーカーを接続して音を出す場合に有利になるため、業務用システムではハイインピーダンス接続のものが多くなっています。このスピーカーを鳴らすために業務用のアンプまで揃えてしまうのはなかなか難しいです。それでも、中にはハイインピーダンスとローインピーダンスの切り替えができるものもあります。