スマートホームするにはケータイ料金にも詳しくないといけない、分離プランでも固定回線との抱き合わせが支払いを左右する

ケータイの料金が複雑でわかりにくいという声があります。しかし、今、話題のドコモ、au、ソフトバンクの「分離プラン」では中途半端にわかりやすくした結果が、大幅なメニュー削減によって、場合によっては不利になる料金制度です。しかも、端末価格に補助はなくなるので、機器購入にまともな金額を払うことになります。

もちろん、通信料金と機器代金の分離をして明朗会計なのは評価できますし、それが大原則なのは承知です。しかし、法律で義務化までしてしまうとさまざまな価格転嫁方法によって消費者にとっては使いやすい料金になりそうなところまで潰してしまいます。ただ「わかりにくい」や、実態を理解せずに「高い」と声高に叫んだ結果が法律でこうなってしまったというわけです。

そして、重要なのが、今回の分離プランでは、ドコモ、au、このタイミングで新料金を打ち出していないソフトバンクも端末と通信の分離をしましたが、一方で固定回線との抱き合わせが目に余ります。なぜなら、大きく書かれる金額、例えば「1980円~」といった表記は、家族で複数回線に加えて、光ファイバーのような固定のインターネット回線を利用していることが前提だからです。

ですので、auを使うならauひかりなどを利用、ソフトバンクならソフトバンク光やNuroに固定電話、ドコモならドコモの光ファイバーを利用していないと広告で大書きされた金額になりにくいです。

回線費用なんて気にしないという人もいるかもしれませんが、ほぼ同じ回線を利用しながら申し込み方次第で年間で10万円程度の差がでるのは普通で、さらに同じことができるよう回線まで精査すれば、年間で数十万円の差が出ることも普通です。逆に言えば同じ金額を払ってもっといいことができるかもしれません。であれば、回線について詳しくなることは絶対条件です。

なお、今回のケータイの分離プランでお得になる人は、原則として。

  • 同じスマートフォンを1年以上使い続けて
  • 今後も同じスマートフォンを使い続ける
  • 6月1日以降の新プランに変更を、自分で手続きする

ということが条件です。つまり、新しいスマートフォンを買ったら、一気に収支はマイナスになる可能性があります。

今すぐ、新しいスマートフォンが欲しいという場合は、5月中の現行制度で購入したほうがトータルでお得の可能性があります。ただし、絶対にお得とは言い切れず、すでに特価を終息させてしまったソフトバンクの例もあるほか、ドコモの最終特価も下手に乗ってしまうと高い料金を約1年払わないといけないこともあります。これは販売状況次第ということですので、どれがいいかはなんとも言えません。

そして、ドコモ、au、ソフトバンクのどれにまとめておくのがお得かということですが、ケータイは今後、分離プランで通信料金は明朗、機器代金はほぼ定価で購入、ということになるなら、まだまだ加入時に高額のインセンティブがユーザーにばらまいている光ファイバーで良いところを選ぶことが鍵になります。

そこで、光ファイバーはauひかりで、スマートフォンをauやUQでまとめる、という方法が多くの人にとって良いような気がします。

ドコモで取りまとめると光ファイバーの部分が高くなりますが、その分回線の自由度が高くなります。光ファイバーの回線で自前ルータの利用や、IPアドレスの関係でこだわりがあるならそのぶんのコストをプラスしてドコモで取りまとめも悪くないでしょう。

ソフトバンクについては、Yahoo! BBが申込終了してしまった今は、ソフトバンクの光があまり安くないので、Nuro+固定電話との組み合わせで割引を受けるということでしょうか。ソフトバンクはなぜか安いイメージですが、実際に精査すると他社よりも高くなる条件が多く、ソフトバンクで取りまとめはコスト面で選ぶ理由があまりありません。Yahoo!のサービスを利用しまくっている場合に恩恵があるので、そこまで視野に入れて選ぶ必要があります。

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