パナソニックから壁埋め込み型のUSB Type-CコンセントWN1477が登場、PD対応で最大18W出力
壁のコンセントのスペースに埋め込み型のUSBコンセントはかなり前からありますが、Type-CでPD対応のWN1477SWなどが登場しました。12種類が登場しましたが、カラーバリエーションが6色、扉付きコンセントと組合わせも6色で、USB電源部分の新型は1種類と言えそうです。
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/04/jn210420-1/jn210420-1.html
PDとはパワーデリバリーの略で、USB Type-Cの電源供給規格で、一般的にはPD対応とあれば、5Vだけでなくそのほかの電圧も供給できるということが多いです。Vカタに情報がまだないので正確なところはわかりませんがWN1477は18WということなのでType-C側は5V3Aか9V2Aの出力と思われ、対応スマートフォンを高速で充電できるはずです。
WN1477はWN1477xxの末尾のxxによってカラーが変わります。ホワイトWN1477SW、セラミックホワイトWN1477CW、マットセラミックホワイトWN1477MCWと、グレーWN1477H、ブラックWN1477B、マットブラックWN1477MBの6色で、コスモワイド21とアドバンスシリーズとの組み合わせを考慮したものとなっています。
コンセントのセット品も6色あり、コスモシリーズワイド21の出っ張りの大きい枠と扉付き1つ口コンセントの組み合わせがWTF147740Wで、ほかの5色はWTL147740Wなど出っ張りの低い枠と組み合わせとなり、アドバンスシリーズなどへの組み込み用です。
ただ、個人的にはUSB電源アダプターを壁の中に埋め込むと放熱などの問題もあり、せっかくのPD対応でも18W止まりと、あまり実用性はありません。WN1477はコネクターなどの耐久性を上げているということなので、個人の家に埋め込むこととは想定用途が違います。
単体のPD対応電源アダプターはノートPCも充電できる45Wタイプが驚くほど小型化され、価格も下がっていますので、埋め込み型の自宅装着は無駄が多く、USB電源を壁に埋め込んでしまうとコネクターへ無理な力がかかりやすくなります。使わないときにすっきりしますが、実用性は限定的と思うのが過去、最初にType-Aの1ポートモデルの登場当時に使った感想です。
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