令和の今だから、ルータにヤマハ製を使う

ルータというとバッファローとNECプラットフォームズという2大メーカーがあり、最近の家電量販店ではNECプラットフォームズの比率は下がってバッファロー以外にはアイ・オー・データやエレコム、TP-Linkなどが陳列幅をとっています。ヤマハというと知らないか、ISDNのころに使ったという記憶の人がいる程度です。

設定の自由度や安定性などでは個人的にはNECプラットフォームズ、エレコムあたりが好みで、バッファローは回線不調時に設定画面にリダイレクトされることや、設定画面に入る方法がいまひとつ安定性がない点さえ我慢できればOK。TP-LinkやASUSは設定方法や設定できる範囲をよく理解してから手を出すほうがいい、という感じでしょうか。アイ・オー・データもまあ同様です。

そして今、一部の光回線ではDS-Liteという方法で接続するようになっています。DS-Liteでの接続しか受け付けないところはまずないと思いますが、IPv6対応や設定の簡単さを考えるとDS-Lite対応の光回線ではルータもDS-Lite対応にすると接続設定がラクになります。

しかし、DS-Lite対応ルータの性能次第では、あまり良くないことが起こります。データの転送速度だけの話ならいいですが、肝心な安定性という問題があり、通信が止まったりして、再起動(電源再投入)するまで復活しないこともあります。

そこでヤマハのルータです。楽天ひかりでは対応ルータに入っていないですが、いくつか試したあと、最後に安定動作したのがヤマハのルータだからです。

ちなみに、ルータといっても最近の一般向け機のようにルータと無線LANアクセスポイントをまとめて示すものではありません。あくまでインターネットとの接続点を担うもので、無線LANアクセスポイントは別です。

ヤマハのルータ、ふつうの家庭ではNVR510などが該当しますが、ルータだけなので、無線LANアクセスポイントは別に用意が必要です。いわゆるる無線LANルータのルータの機能を設定で殺し、純粋なアクセスポイントとして使う必要があります。

特にDS-LiteをはじめIPv6の新方式で通信が安定しない人はヤマハのルータをおすすめします。NVR510はちょっと高いですが、その前の機種となるNVR500の中古なら、うまくすれば3000円以下でも手に入ります。

DS-Liteの設定方法はターミナルでコマンドで設定することも必要になってくるのですが、上位機種と違ってNVRシリーズならリセットしてもイーサネット接続したPCからtelnetで接続できます。シリアルケーブルの設定はもう面倒という人でも大丈夫です。

詳しくはヤマハが公式に出している設定例をうまく応用すれば大丈夫です。プロバイダ名とNVR500やNVR510と合わせてググれば設定が出てくることもあります。DS-Liteといっても種類がありますが、例えば楽天モバイルのrakuten UN-LIMITの利用者が1年無料で利用できる楽天ひかりの場合でも大丈夫です。

細かい設定はいずれ載せたいとは思いますが、DS-Lite、楽天ひかり、などで通信が安定しない場合は、ヤマハのルータを検討するとよいでしょう。NVR500の中古で安定動作を確認し、調子がよければNVR510の新品に置き換えるというのもいいでしょう。NVR500のままの運用もよいですが、NVR500ではDS-Lite時の速度がそれほどでないということがありますので、必要に応じてNVR510を検討するといいでしょう。

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