無線LANルータ(Wi-Fi)のレビューについて

無線LANをはじめとしてネットワーク機器のレビューの中に「つながらないけど、サポートが悪いから二度とこのメーカーは買わない」などありますが、そういう書き込みを信じてもいいのでしょうか。

苦情のレビューについては、現在はサクラレビューなど当たり前にあるためその逆もありえるでしょう。しかし、どちらかというと本当の話のように見えます。ただし、判断しなければならないのは、ユーザーの誤解ややり方の間違いで低評価になっている点を鵜呑みにするのは避けたほうがいいということです。

判断は難しいのですが、まず、細かい条件を書かずにいきなり低評価をしているものは信用できません。よく出てるはずの専門用語の誤字、「LAN」を「ラン」などアルファベット表記が一般的なものをカタカナ表記する、という書き込みも誤っている可能性が高いです。そして、レビューの見出しもセンセーショナルなものにしているものほど怪しく、その中身をよく判断することが大切です。

一方で信用できるのは、異常のあるところを切り分けし、詳細まで書いているようなものです。なかには、ユーザーが誤解しやすいる点を具体的に指摘して「誤解しやすいから注意してほしい」という書き込みもあるかもしれないので、根気よく探してみると誤解の元まで分かることもあります。

また、良い評価、悪い評価をまんべんなく見て、全体平均でどうだったか(=星の数)ではなく、個々の具体的に指摘している点を見るようにすると、正しい見方ができるように思います。

点数については、高得点ならサクラがないかどうかの確認は重要です。一般的には苦情ほどレビューに書きたくなるのが心理があり、期待通りの動作ならそのままということが多いからです。そして、高いものを購入したときほど、購入の失敗を認めたくない心理が働き、高評価を付けたがるものです。高価な製品ほど高評価というのはこの心理によるものと考えられます。特に無線LANルータは2-3000円のものから4-5万円までかなら幅があるからです。実際に、使い方によっては3万円の機種も5千円の機種もその人にとってもメリットが変わらないこともあり、安いほうがかえって安定していたということもあります。

そして、評価が中程度なら良し悪しの判断ポイントを精査、低評価なら、客観的かつ具体的に良くない点を指摘しているコメントを探すというようにすると真実が見えてくるように思います。

実際には誰でも投稿できるレビューは、詳しい条件が書いた上で苦言を呈しているようなものを除けば、あまりあてにしないほうがいいでしょう。特に複数の製品に触れている人でなければ、その製品が他製品に比べて優れているかどうかは判断できないはずですから。

一応、管理人が安価で比較的まともと思われる製品を挙げておきます。これらの製品は、ごくたまに初期不良で無線接続が怪しい個体があるようですが、正常品なら安定して使えます。NECプラットフォームズの製品は、光ファイバーの終端接続装置で使われることが多いなど、通信事業者から品質面でも認められていると判断でき、日本ならではのDS-Liteなどの対応も進んでいます。

 

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