スマートホームに電気自動車を組み入れるということは、室内車庫が安全にできること
自分のクルマを愛車というように、工業製品なのに「愛」が付くものはクルマだけとどこかの社長が言ったこともありますが、愛車なら屋根付き、できればガレージ保管といきたいところです。それがしやすいのも電気自動車です。
なぜやりやすいかというと、排出ガスを出さないから。車庫入れが傾斜が付いていればエンジンをふかしがち、そのため、屋内車庫のような場合は意外に排ガスがこもります。居間と空間的につながった屋内車庫を作ったとしても、排出ガスの問題はありません。
そして、車庫入ればかり強調されがちですが、エンジンは始動時のほうがガソリン濃度が高いため、出発時、特に気温の低いときほど排出ガスはガソリン臭くなります。
電気自動車は排出ガスそのものがないので、排出ガスの発生源が室内にあるということを考える必要がありません。
居間にクルマを置いてしまうほど愛でるものになるかどうかは人それぞれとなりますが、少なくとも建物とつながったガレージの使い勝手が向上することは間違いありません。特に雪国などでは重宝するでしょう。
余談ですが、雪国で電気自動車を乗ると死ぬと言われる問題ですが、ガソリン車でも同様で、雪で進路を阻まれたら立ち往生するのは一緒です。その際、雪で覆われてしまうとガソリン車は一酸化炭素中毒になりやすく、その点は注意がされています。まさに室内ガレージの考え方の応用です。