電気自動車に乗っていると雪で死ぬか? そんなことはなく、ガソリン車よりも強い場面もある
大雪のニュースが見られますので先回りしてみます。電気自動車に乗っていると雪になったら凍死するような話をされることがありますが、そんなことはありません。そして、そもそもの問題として、
●雪に埋まるような天候なら、クルマでの外出は通常控える
ということが大前提で、ふつうはそうするでしょう。
以下、豪雪にクルマで突撃するという無謀行為をしなければ関係ないことですので、極めて確率の低いことです。読まなくてもいいかもしれません。
▲電気自動車でもガソリン車でも、燃料(充電)補給がされていれば暖房は効くし、エネルギーが尽きれば止まるのは同じ(同点)
▲ガソリン車は専用設備か専用携行缶がないと補給できないが、電気自動車はそこいらのコンセントがあれば普通充電可能。補給が途絶えた地域でも動かせる可能性がある(同点)
◎ガソリン車は雪に埋まると排ガスで一酸化炭素中毒の恐れがあるが、電気自動車にその恐れはない(電気自動車の勝ち)
○電気自動車では装備率の高いシートヒーターだけ使うと、空調よりも暖をとれる時間が長くなる(電気自動車の勝ち)
【番外】ちなみにディーゼル車の軽油はガソリンよりも規制が緩く、比較的安価な携行缶で予備燃料を200リットルまで持っていける
ですので、本当に雪になったら電気自動車に乗ると凍死するという嘘を吹聴するのはやめてほしいです。