PinTで継続中の旧オール電化系のプランが2022年11月から一部で3割値上げ
東京電力でオール電化や、東日本大震災後にできた夜間などが安いプランを継続中の人は注意です。移管されたPinTの電気代の価格改定が8月12日発表になり、個別にユーザー向けにも通知がきました。
それによると11月請求分から改定ということなので、10月検針分、つまり9月の途中の検針タイミングから使った分が新料金になりそうです。
価格改定ですが、単純な値上げではありません。いままで夜間を極端に安くしていたプランの安い部分が大幅値上げになり、昼間の部分はごくわずかに値下げしてることがポイントです。
影響するのは夜間に電力をたくさん使うエコキュートの利用者はもちろん、夜間充電の電気自動車ユーザーにとっても大きな影響が出ます。そして、これは、現在進行系で上がっている「燃料費調整単価」とはべつですので、夜間の電気代は今回の値上げ分に加えて燃料費調整単価で変動することになります。
電気自動車ユーザーはけっこうきついかもしれません。
たとえば「半日お得プラン」の場合、現在は夜間は12.91円/kWhですが、これが16.81円/kWhになり、約30%アップです。ほかも夜間が安いタイプは3割程度のアップになっています。
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