家の屋外コンセントの位置は重要。テキトーにすると痛い目にあうかも

暖かくなってきて、家の庭で何かするということも多くなっていると思います。戸建て住宅なら、たいていの場合、屋外コンセントが付いています。その位置については設計士に丸投げではいけません。この前の休日にあらためて実感しました。

屋外コンセントの位置は重要、不便だったり事故の元になったり

屋外コンセントですが、今まで関わった家ではテキトーに配置しているところがほとんどです。何のためにコンセントを使うか考えたときに、あり得ない位置についていることばかりです。

例えば、家の裏手にあって、庭で電動芝刈りやイベントに使うときに不便なことがあります。長い配線を引いてしまうとトラブルが起こるほか、何よりも使い勝手がよくないです。

また、犬をつないでいる場所と同じになり、コンセントが犬にかじられている家がありました。これ、犬も家も非常に危険です。もし、コンセント部分が露出して犬が舐めたらと思うとゾっとします。

そのほかに問題だと思いつくのは全くひと目につかず、外からもアクセスしやすく盗電され放題という場所でしょうか。

庭の手入れ、庭でのイベントが想定されるなら場所は使いやすく、セキュリティも良い場所をよく考えたほうがいいということです。

屋外コンセントは独立ブレーカーで

屋外コンセントはあくまでオマケ的な考えの設計士が多いのか、家のどこかの系統と一緒という家がほとんどです。それだと実際に不便な場面に遭遇します。

外で何かをするときは、電力的には大きめなことが多いです。電動芝刈り機は数百Wを消費し、例えばリール刃のマキタのMLM2851は650Wです。外でバーベキューをするのに電気ホットプレートを使えば1000W超の消費です。

 

そんな状況で給湯器への供給と兼用した外コンセントで、キッチン系統についているとどうなるか。

外でホットプレートを使い、1300W程度使うキッチンの電気ポットで湯を沸かせばキッチン系統のブレーカーは落ちるでしょう。電気ポットは比較的短い時間ですが、コーヒーメーカーとなると電気ポットよりも少なめの700W程度でも時間が長いため落ちやすくなります。外で芝刈りでも同様です。

そして、芝刈り機などの切断系の工具で多いのは自分で自分の電源コードを切ってしまうこと。その場合の一瞬のショートでブレーカーが落ちることがあり、短絡保護機能がある現在では子ブレーカーが落ちるので、同じ系統の電気が止まります。

また、屋外コンセントで雨にかかるような場所にあれば、劣化して漏電する可能性があり、そうなった場合は同じ系統のコンセントや電灯は漏電を直すまで使用不能になります。

ということで、屋外コンセントは別系統、別ブレーカーがおすすめです。できれば子ブレ-カーも漏電ブレーカーにするとより安全です。

EV(電気自動車)用コンセントのようにスイッチを付けてもいい

電気自動車のコンセントの場合、玄関などにスイッチを付けて盗電やいたずら防止策をとることが推奨されています。もし、屋外コンセントで盗電が心配ならそういったスイッチを付けてもよいでしょう。

屋外コンセント用のスイッチを設ける場合、コンセントが1個だったり子ブレーカーが15Aなら15Aタイプのスイッチでかまいませんが、複数になる場合は20Aタイプのスイッチを必ず使用してください。めったにないことですが使い方によってはスイッチが先に焼損してしまう可能性があります。

コンセントを想定したスイッチの場合、片切りと両切りがあります。100Vは片切りでかまいませんが、屋外コンセントをより安全に使いたい場合や、漏電の恐れを断ち切りたい場合は数百円の差で済むので両切りを使ってください。

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