AiSEG2は新製品では、ありません、バージョンアップとセンサーが増えただけ
IoT機器、しかも、住設機器に足を突っ込むような機器になると、家電系メディアはよく分かってないのか、パナソニックのAiSEG2の中心となる機器の「MKN713」「MKN704」「MKN705」あたりが3月24日発売の新製品と報じているようです。リリースにはバージョンアップして発売とありますが、新製品とも書いていません。単なるバージョンアップです。定価も変わりません。
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2020/02/jn200214-1/jn200214-1.html
住設の流通に3月24日以降に別な新パッケージで売られるなど何か変わるのかもしれませんが、これまでも何度も同じことをしていますので、今回も何も変わらないのでしょう。
家電系メディアも、リリースを起こすだけのメディアも実際に導入しようとする人のことなんて理解しようとも思わない書き方なので、今までがどうで、いつから、何を買えば、どういうことができるのか、ということを調べようともしてないからこんな報じ方になるんでしょう。
で、こういう報道によって起こることや期待されることは。
メディアで「パナのなんちゃらがAIで何かすごい」っ雰囲気を出す報道
↓
そういうメディアを見た人が覚えてて、なんとなくリフォーム屋に相談する
↓
↓ → 高いし何もできない、と思ってあきらめる人 → 脱落
すごそうだから、いいのもってこい
↓
対応機器まで含めて高額受注
途中で脱落する人がいても、いくつかは受注していますので、そのほうが住設業界も安泰なのかもしれません。事実、70代くらいの人のリフォームや立て直しにはそういうのを見かけます。
ということで、本題です。もし、AiSEG2の機器を買うなら、今買ってもすぐバージョンアップかかるだけで全く問題ありません。
ただし、アドバンスシリーズ(リンクモデル)を導入予定の場合は、何か変わるかもしれません。リリースを見るかぎり「MK704」「MK705」にたいして子機となるスイッチ類が新しくなると解釈できますが、親機側が変わるとやっかいです。これからリンクモデルのスイッチを導入する人も要注意です。パナソニックは過去からもこういうものの規格変更は平気でやってきますので注意が必要です。
|
|
|