ソニーのnasneをバッファローが継承すると発表、2021年春に製品投入

バッファローがnasneを継承するという発表がありました。

https://www.buffalo.jp/press/detail/20201007-01.html

テレビ視聴を発展させる機器としては極めて優秀で有効なnasneですが、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが製品供給をやめてしまったので困っていたところ、バッファローが継承して製品を発売することになりました。

ソニーのnasne「CUHJ-15004」が近日出荷完了予定、後継なし?

発売は2021年春で、そのままの製品が登場するのか、新しいカタチで登場するのかはわかりませんが、nasneの便利さを分かってる人にとっては朗報です。

nasneのよさは使っている人しかわかりにくいですが、nasneに録画を任せておけば、LAN内の機器からDLNAの仕組みで録画番組が視聴できることです。いまどきのHDDレコーダーは同様の仕組みがありますが、nasneのすごいところはnasne自体には映像出力はなく、すべてLANによる送出になります。そのため、1万円台と非常に安価で、しかも小型です。こんな便利な機器が2012年に登場しているのです。

今どきの家なら情報分電盤のところにnasneを置いておけば、家じゅうのDLNA対応テレビから録画内容を見られます。ソニーはその対応が非常に早く、2007年くらいからのテレビが対応です。また、nasneはチューナーで受信したものをリアルタイムで送出する機能があるので、nasne経由でDLNA対応端末からテレビ放送をリアルタイム視聴することもできます。

しかも、複数置いておけば多チャンネル同時録画も可能。1台の録画内容を複数のDLNA対応機器から同時視聴も一応できます。かなり便利に活用できる機器なのです。

テレビ放送の配信依存は今後も拡大しますが、放送波を録画しておきたい人にとってはnasneは有効です。配信されない番組を見るためには今後もnasneが必要かもしれません。もしかしたらバッファローが手掛けることで、録画番組のムーブや、外付けHDDのSeeQVault対応など機能の進化もあるかもしれず、期待したいところです。

なお、nasneはすでに2019年に生産と出荷が終了。市場にはデッドストック品が高値で出回る程度です。

修理対応も後期製品のみです。著作権管理の関係からHDDの交換も不可能ですので、HDDの寿命で壊れたらそこで終わりです。かわりがなくて困ってる人は大勢いるようです。

 

 

BSアンテナの調整は一人でもできる。あの機器を使えば

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください