電力買い取り価格が1kWhあたり16円とか12円とか、高いことの罠にかからないように

卒FITの人がもうすぐ登場するにあたって、蓄電池の営業に注意しなければならないとしましたが、電力の購入単価が高くなるという話にも注意しなくてはなりません。

1kWhあたり8~10円程度で競いあってる状況ですが、問題はそれよりも高い金額のもの。あるところは16円を掲げているところもあります。

しかし、それは単に一時的な客寄せのための数字であることが多いです。16円を掲げたあるサービスは、16円の買い取りは1年間限定で翌年からは10円。しかも、特定機器を導入した人限定です。単なる機器値引きと考えたほうが自然です。

多めですが月間400kWhの買い取りがある場合で試算すると、買取額の上乗せは月間2400円、1年間で2万8800円です。この程度の金額なら200万円のものを買う場合、値引きですんでしまう金額です。そして、そういうところは見積額も比較的高めです。無理にその業者で蓄電池を頼むくらいなら、3万円以上安い別業者にしたほうがトータルで得かもしれません。そして、蓄電池を使うということは買取量が減るため、実際にはもっと差額が少なくなることになります。

16円で買い取りというのは高い例ですが、上乗せ額がもう少し低い2円なら1年間で9600円です。指定機器をその業者で購入したら2円上乗せがずっと続くというものも見たことがありますが、10年で9万6000円、20年で19万2000円です。これも値引き次第で、他の業者で10円買取のほうがトータルで得ということになりかねません。あくまで月間400kWhの買い取りがある場合の金額なので、200kWhなら半分、100kWhなら4分の1です。

蓄電池そのものの損得勘定も怪しいですが、買い取り金額上乗せはもっと怪しいです。上乗せになるからといって喜ばず、冷静に計算をしたほうがいいでしょう。

最近、卒FIT目当ての蓄電池の訪問営業が多いようですが……

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください