最近の新築住宅は電力線くらいしかケーブルが入っていないが、ネットも固定電話も使える方法がある
最近の新築住宅を見ていると、電力線しかケーブルが引き込まれていない家があることに気づきます。住む人が固定インターネット回線を望めば光ファイバーが入るのでしょうが、昔のようなNTTのメタル線や、一時期多かったケーブルテレビは新しい家では本当に見かけなくなりました。
では、何を使ってインターネットや通信回線を確保しているかというと、ケータイだけで済ます家ももちろんあるでしょうが、ワイヤレスのインターネット回線や固定電話のサービスがあるからです。
ワイヤレスで固定回線並みの使い勝手のインターネット接続はWiMAXがあります。
UQ版
http://www.uqwimax.jp/products/wimax/home_l01/
au版
https://www.au.com/mobile/product/data/hws32/
そして、いつの間にか固定電話もワイヤレスで実現しています。auの「ホームプラス電話」です。WiMAXの固定通信端末と合体して利用できます。
ホームプラス電話
http://www.kddi.com/phone/homeplus/
この2つを組み合わせれば家の外にケーブルなしで高速で容量制限の緩いインターネットや03-****-****のような番号が使える固定電話が実現できます。
料金も固定電話のauの「ホームプラス電話」はWiMAXとセット利用だと月額500円+税で利用できますので、あったほうが便利なら固定電話を我慢しなくて済みそうです。
そして、同様のものはソフトバンクでもあります。
インターネットは「SoftBank Air」、固定電話は「おうちのでんわ」です。月額料金もauのものとほぼ同じです。
SoftBank Air
https://www.softbank.jp/ybb/air/
おうちのでんわ
https://www.softbank.jp/ybb/ouchinodenwa/
au、ソフトバンクともにワイヤレスですので、通信用の配管を引き忘れてしまったり、配管の場所が悪いという場合の解決策にもなります。配管や線の引き回しだけが理由でこれらのサービスを使う人は少ないと思いますが、ケーブル関係の解決策のひとつとしては有効ではないでしょうか。