被覆付きの電線は、通常、さわったくらいじゃ感電しない
100Vの電線に触れたことで感電死したという描写がドラマであったそうで。通常、空中に張り巡らせた電線は被覆付きの電線を使うことになっているので、被覆が損傷していなければ触っただけで感電はありえません。
もし、そうなら、ご家庭にあるテーブルタップの電線の部分を触るだけで感電することになります。
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被覆電線でも触っただけで感電するとすれば、もっと高い電圧です。100Vや200Vではありえません。
なかには、大電流が流れている線だから、家庭のテーブルタップと違うという人もいますが、その電線にどれだけ電流が流れていようが、感電は人体の電気の通しやすさが問題なので、流れている電流はあまり関係ありません。
ちなみに、ドラマでは金網の柵の上辺に並行して電線が空中を這っていたようですが、上部造営材から離すのがふつうです。人が手を伸ばすことができる場所かどうかで間隔は違いますが、よじ登れる金網の上なら手が届く場所と解釈するのがふつうだと思います。
そして、通常なら「ケーブル工事」として金網の柵にそのままくくりつけるのではないでしょうか。もし、飛んでくるボールが当たることが想定されるなら、保護管という扱いで、塩ビのVE管や、金属製の金属管を這わせた上で内部にVVFなどの被覆電線を通すか、そもそも野球の硬球が頻繁に飛んでくるところに電線なんて通さないことのほうが重要かもしれません。