東芝から温水洗浄便座に新製品、瞬間湯沸かし式でミスト噴射付き
安い温水洗浄便座を提供している東芝から、温水洗浄便座の新製品が登場しました。まだ、発表されたばかりで実売価格情報はないですが、瞬間式では圧倒的な低価格を実現してきた東芝だけに、安さを求める人は注目です。
新製品の情報は下記のリンク先です。
https://www.toshiba-lifestyle.co.jp/living/toilet/scs-sw311/
東芝の温水洗浄便座を使ったことはありますが、太くてバババーと当たる感じがいい感じです。TOTOの強くて細い点のような水流とは真逆な感じです。リクシルの最近の製品はTOTOのような強いジェットに変わっていますので、太い水がバババーと当たる感じが好きな人は東芝も試してみるといいでしょう。
リンク先はひとつ前の瞬間式の便座ですが、瞬間式で2万円を切っていることがすごいです。もし、カタログどおりの電気消費量になるなら年間では(135-84)×約30円で約1530円、貯湯式に比べて電気代が下がります。もっと前の機種ならさらに差が出るかもしれません。あくまでカタログどおりの電気消費量だった場合ですが。
新型では、リズム洗浄ほか、SCS-SW311/SCS-SW301に便器内壁を濡らして汚れがつきにくくするプレケアミストがついています。また、SCS-SW311/SCS-SW301の違いは操作が壁設置のリモコンか本体操作かの違いです。最近なら汚水がかかりにくいことを考えるとリモコン式が喜ばれるかもしれません。
ちなみに貯湯式は下記のリンク先です。貯湯式のメリットはなんといっても電気配線に優しいこと。瞬間的にドーンと電気を使うことがないため、ブレーカー落ちはないです。とはいえ、瞬間式でも電気を消費する時間が短いため、ブレーカーが落ちるということはあまりないと思われますが、古い家で系統別に容量が厳しい場合や、ブレーカーが劣化して落ちやすくなってる場合に問題があることもあります。心配なら貯湯式のほうが安心かもしれません。
なお、東芝の温水洗浄便座の製造メーカーは海外メーカー。開発もそのメーカーが行なっているようですが、回りで使っていてトラブルが発生したことなく、品質に問題があることはないと個人的には思ってます。
問題があるとすればサイズで、実は大形(エロンゲートサイズ)向けになっていることです。最近の家は通常はエロンゲートサイズですが、古いマンションやスペースの都合であえてレギュラーサイズになっているところがあり、注意が必要です。これは他社の製品でも同様です。カタログや製品情報で寸法だけでなく取り付け形状も十分に注意して選んでください。