平成になって30年、ネットが進歩したのが平成時代、次の時代を生きるために必要はスキルは?
すでに昨日で平成になって30年。平成になったころにはインターネットが張り巡らされ、家の小さなデバイスまでネットに接続しているなんて想像もつきませんでした。もっとも誰でもすべてのものがつながるインターネットというもの事態がなかったからかもしれません。
シリアルデータ伝送やパケット通信という概念は昭和の時代からありましたが、まさかこうなるとは考えていませんでした。平成に入ってWindows 95が登場してもインターネットというもの存在は絶対視されず、Windows 95もWebブラウザは含まれず、マイクロソフト純正ブラウザを使うには「Plus!」という別パッケージでオプションでした。
そんなこともあり、1995年当時に家電品の高度なマイコン制御は盛んに行われていたとしても、その後20年でTCP/IPスタックと当時からすれば高性能なプロセッサが1チップに搭載されてしまい、無線まで入って数百円から導入できてしまうなんてこともあまり想像できなかったと思いますし、インターネット常時接続でない場合にもそういった機器は存在しなかったと思います。
平成から次の元号になったところで、大きな変化があるわけではありませんが、家の中のモノがさらに接続される方向に進むことは当然です。
黙っていても進んでいくので、ユーザーとしては、どうやって使うか、危険はないかなどに注意していくことになります。
現実的にはセキュリティを専門家でない人がすべて追いかけることは不可能ですので、最低限のネット接続をしない方法や緊急時に切り離す方法などを把握してことが求められていくでしょう。また、ネット接続が当たり前の時代になったとき、ネット接続の不安を取り除きたいなら、ネット機能がない製品の選び方なども把握しておく必要があるでしょう。面倒ですが、次世代の人に求められたスキルじゃないかと思います。