小学校へのエアコン導入はいろいろな問題があって興味深い、議論を深めたい

今の暑さで小学校へのエアコン導入について賛否両論あって盛り上がっています。賛成・反対はいろいろありますが、導入するにあたって、コストと、そもそも夏休みのあり方について再考すべき時期なのかもしれません。

エアコンつければいいという単純な問題じゃない

生命に関わるような子供の暑さ対策という点では、入れたほうがいいということになりますが、現実的にはお金もかかりますし、部材や工事の手配などできることは限られています。

そもそも、暖房はすでに備わっているなかで、エアコンを導入したとしても、使うのはせいぜい年間50日程度。そんななかできちんとした業務用を入れるのはどうかという議論もあります。

業務用はさまざまな事情から高めに設定してあり、まして公共事業となるといろいろあります。それなのに「すぐ入れろ」の大合唱では、正常なコストや準備で導入されない可能性があります。

ちなみに、一般的な教室は64平米として4馬力の冷房専用エアコンなら下記のリンクくらいの値段からありますが、取付のための手間や配管などの部材もあるので、もっともっとお金はかかりますし、楽天で買うよりも高い値段で見積もりが出されるのがふつうです。

 

ここは、落ち着いて導入について考える必要があります。

夏休みがこの期間である理由って何?

そもそも、夏の間は暑すぎて勉強ができないからの夏休みだったのではないでしょうか。それがエアコン導入ともなれば、今の夏休み期間である前提が崩れてきます。

夏の間にこんなに長い休みをとる必要があるか、その分を春休み、冬休みに振り分けたほうがいいのではという議論も出てくると思われます。

反対にエアコンナシで行くならば、夏休みの期間も変更すればいいのかもしれません。どちらかというと早めに夏休みとし、暑さに体が慣れた8月下旬から2学期とすれば問題ない可能性があります。

エネルギーや排熱の最適化のためにテクノロジー活用を

精神論でエアコン不要というのも賛同できませんし、かといって、暑いからエアコンと簡単に言うのもの全く賛同できません。

日本の夏がここまで暑くなった原因を考えればエアコンをはじめ熱を出すものが増えたからともいえます。ですから、暑いからエアコン、エアコンを入れるから外が暑くなる、という負の連鎖はどこかで断ち切りたいものです。

学校に限った話ではないですが、エアコンの温度設定についてももう少し最適化すれば使用量を減らして排熱を減らすことができるでしょう。最適化とは、人々の過ごし方や体の慣れによって温度設定を変えたり、湿度と絡めて制御したり、天気予報で制御を先回りしたりなどです。

太陽光発電の変動から日陰予測もできますし、スマホの地図アプリのデータの吸い上げで人の流れも予測できます。自分用のエアコンなら自分のスケジュールや居場所から最適な動作もできる可能性があります。

今できることは、エアコンを入れるにしてもスマホリモコンを導入してIoT化する、家の設備でもHEMSを導入するなどして、社会全体が最適化されるための下地を作っていくことでしょうか。そういった設備を導入すれば、上流がビッグデータとして処理し、何かが進んでいくことに繋がります。

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