パナのネットリモコンアプリは「エアコン2時間自動停止」が強制される設定
某賃貸住宅に備え付けのリモコンが操作しても3時間で切れてしまうことが報じられています。消し忘れ防止らしいですが、昨今の暑さからすると勝手に止まってしまうのは問題なのでは? という報道です。そこで思い出したのがパナソニックのネットリモコンです。
エアコンのリモコンは各社から出ていますが、パナソニックのネットリモコンであるエオリアアプリから操作すると、オンする際に120分タイマーとして操作されます。つまり、アプリでエアコンをオンにすると120分しか動作してくれないということです。
遠隔操作ですと仕方ないことなのかもしれませんが、そういう仕様になっています。アプリなので、エアコンと同一ネットワークにいるかどうか、つまり在宅して操作しているかどうかの判断はできると思うのですが、外でも中でもこの動作です。
操作するときに120分タイマーと明記していますし、問題はないと思うのですが。これはパナソニックの意図なのか、ネットリモコンの導入時に一悶着あったときに各方面との落とし所なのかは不明です。
なお、120分タイマーを突破する方法として、もうひとつアプリがあります。「おやすみナビ」アプリを使えば、夜寝るときに操作しておけば朝までの動作をコントロールしてくれるというものです。結局はタイマー動作なんですが。
これは、パナの対応シーリングライトなどと併用することで、光も温度も音楽も一晩中コントロールしてくれるとしています。パナソニックに囲まれたい人はいいですね。
ちなみに、パナソニックのエアコンは、現在は全機種ネットリモコン対応です。一家に一台のゲートウェイとエアコンごとの無線アダプターの装着が必要です。他メーカーと違って有線LANが必要なので導入には注意です。無線LANの電波を使わないので混信がないのと複数導入すると他メーカーよりも安くあがります。
そして、おやすみナビ対応のライトなどです。