リーフの自動車税は2万円台、車検はユーザー車検ならコミコミ3万円台から
自動車税を納付する季節です。電気自動車の場合、自動車税は年間2万9500円です。2019年10月1日以降に新規登録したクルマなら2万5000円です。
電気自動車は排気量がゼロなので1000cc以下の区分になるためこの金額です。どんな高出力の電気自動車でもこの金額です。反対にハイブリッドカーになると、なぜか大きい排気量のエンジンを積む傾向にあるトヨタはプリウスが1800ccで3万9500円と負担が大きいです。
ちなみに維持費ですが、電気自動車は交換部品や整備箇所が圧倒的に少ないので、車検の24ヶ月点検といってもテールライトをぶつけて割るような保安基準に反するようなものがなければ、ブレーキオイルの交換くらいです。回生ブレーキで物理的なブレーキの利用は少ないのでパッドはほとんど減りません。ブレーキオイルも状態によっては不要です。
つまり、ほぼ点検費と法定費用だけですむことになり、ディーラー整備でも10万円以下にするのは簡単です。
もし、ユーザー車検をするとどうなるでしょうか。法定費用が
- 自賠責保険(24カ月) 2万1550円
- 重量税(初代中期以降)1万5000円
- 検査手数料等 1800円
合計で最小3万8350円です。
初代の初期型は車重が重くて1.5tを超えるので重量税が2万円になるほか、現行の2代目リーフもSグレードを除いて車重が1.5t超のため重量税が2万円で、4万円を超えてしまいますが、それでも安いです。なお、初回車検の場合は重量税に軽減措置があります。
さらに、事前に確認して調整をしてもらうテスター屋さんも必要です。1500~5000円程度です。もし、ライト調整が狂ってないに自信があり、足回りも狂ってない自信があるならテスター屋さんも不要かもしれません。テスター屋さんの料金もさまざまですが、排ガステストが不要なので場合によっては安いかもしれません。
ユーザー車検を自分で通せる人はクルマにかなり詳しい人という印象ですが、要は慣れてるかどうかの問題です。無謀にも何も知らないままユーザー車検に突撃という人は少なからずいますが、車検の陸運事務所はプロの方の仕事場でもあるため、事前準備はしておくべきでしょう。