クルマ購入は、残価設定ローンをうまく活用すると得をする

クルマの購入で一般的になりつつある「残価設定ローン」というと拒否反応を示す人がいますが、一部で誇張された問題も、きちんと考えて計算してみると損しないどころか、非常にお得に購入できることも多いです。もちろん、すべて残価設定ローンが得とは言いません。

まず、第一に有利になりやすい点は、残価が保証されていることです。非常に人気のあるクルマだと5年後に50%近い残価が設定される場合もあります。設定された残価は変動しません。

もし、人気の車種が変わって不人気になったとしても残価は変わりません。例えば、300万円のクルマで3年で50%の残価設定がされたとします。

仮に残価設定どおりに3年後の買取相場が新車時の50%だったとすれば、ほぼ同条件となります。しかし、流れが変わって買取相場が変わり、30%程度でしか売れなくなった場合は、50%の残価が保証される残価設定ローンのほうが得になります。

3年乗って手放した場合のコストは

残価設定ローン→150万円+金利
通常購入+買取→300万円(+金利)-90万円=210万円

となり、残価設定ローンのほうが得になります。

反対に買取相場が上がった場合です。3年後の相場が70%だとした場合は、残価設定ローンが損に思えますが、そうではありません。一般買取店に売却すればいいだけです。残価を支払うまとまったお金がない場合でも通常の買取店の場合は相殺処理までやってくれるので問題ありません。

例えば買取額が210万円と決まった場合、買取店が残価設定ローン会社に150万円、クルマの持ち主に60万円を振り分けてくれますので、一時的にお金を用意する手間がありません。これは買取店がローン処理でいつもやっている手続きと変わりません。

また、事故などで残価が下がると必要以上に恐れている人もいますが、これは通常購入でも同様です。価値が下がるのは全く同じです。通常ローンで全損した場合、最後まで支払わなければならないのも一緒です。一括購入なら、最後の売却として残るお金がなくなったり減ってしまうのも同様です。

残価設定ローンの場合、修理入庫先に多少制限があるかもしれませんが、メーカーディーラー関係のところで修理するのである程度の質は確保されますし、修理保証体制も不安はないと言えるでしょう。

さて、電気自動車の場合ですが、日産リーフの場合は残念ながら残価設定が低いです。5年で20%程度に設定されていますのであまりメリットはないように思います。しかし、一般的に金利が低く、残価設定ローン利用に限定した値引きの上乗せも期待できます。

フルでローンをしたと思って残価分は一括返済ができるように積立貯金でもしておけば問題なく、場合によってはその資金を運用してしまうこともできるはずです。また、残価分を再ローンする場合でも銀行ローンなど金利の低いところを探せばいいだけです。トータルでの支払い額や、お金の支払い時期などをよく考え、判断してください。

そして、残価設定が高いと思われるのはテスラです。テスラは車種によって残価設定ローンではなく「買取価格保証ローン」となり多少システムが違います。一時期は年間走行2万キロで5年後の買取保証額が40%以上という時期もありましたが、値下げされたモデル3ではそうもいかないようですが、リーフよりはマシと思います。Webサイトの見積もりではローンにした場合と一括払いでは、支払い総額もローンのほうが安いように見えるので、残価分を加味したローンが提示されると思われます。詳細は個別に見積もりをとるようです。









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください