三菱電機のV2H事業がいつのまにか撤退していた

リリースもお知らせもなかったの気づきませんでしたが、三菱電機のV2Hがいつのまにか撤退していました。補助金頼みという状況や、競合(ニチコン)よりも高い価格であまり実用性がなかったのが原因と言えます。とはいえ、2021年は電気自動車への第二の普及期と予想していますが、それを前に撤退は残念なところです。

http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/smartv2h/

これで、一般家庭用のV2H機器はニチコンくらいしかなくなってしまいました。競合がない状態というのはあまり良い状況ではなく、発展も見込めないところです。

できれば、他の会社、外資でも参入してくれればよいのですが、そうはいかないのでしょうか。

日産リーフの発売から10年がすぎ、理解を得られた層から行き渡っています。現在、多くのメーカーは高級車のほうから攻めています。高級車のほうが単価が高く、バッテリーの値段もあまり気にならず、サイズや重量ももともとクルマが大きいため気にならなくなります。

自動車の性能としても、振動や匂いがなく、静かな電気自動車の快適さを知ってしまうと、ハイクラスの移動手段として広がりを見せていく可能性は高いです。

大容量のバッテリーを搭載するクルマが増えてくる可能性が高いことからも、CHAdeMOで急速充電に対応、家との消費電力とのバランスが取れるV2Hシステムの重要性は増しているはずなのに、選択肢が少ないのは本当に残念なところです。

 

 

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