楽天モバイルのiPhone不正購入問題は、単なるパスワード等の流出

楽天モバイルでiPhoneの不正購入についての問題が話題です。これ、単なるパスワード等の流出問題で、楽天側がログイン情報を流出させたり、不正アクセスに対する穴があったのでなければ楽天は悪くないでしょう。

原因は、iPhoneの購入に身分証明書もなにもいらないことだとされています。これは当たり前のことで、機器を購入する際に身分証明書の提示なんて普通は必要ありません。むしろ、そんなことにいちいち身分証明書の登録が必要な世の中なら、逆に怖いです。楽天側のパスワードなどの管理に落ち度がないとしたら、ユーザー側で注意するしかない問題です。

他の通信事業者の場合、機器購入でも契約が必要だったり身分証明書の提示などを求められます。むしろこれは異常なことだと認識すべきではないでしょうか。法律でも通信と端末の分離は謳われており、機器購入とは独立していますし、平和利用の機器を購入するのに身分証明を求めることが異常です。2度言いたくなります。当たり前のことですが、アップルストアでiPhoneを単体購入する際に身分証明書は求められません。楽天が決済さえ確認できたらiPhoneをすぐ発送してくれるのは当然のことでしょう。

そこで、もし、万が一、不正に購入された場合の確認方法ですが、楽天市場での販売ではないので楽天市場の購入履歴にはなく、楽天モバイルの「my楽天モバイル」の申し込み履歴から確認するようです。

そして、ドコモやauと違って楽天モバイル販売分のiPhoneがなぜ狙われるかという問題ですが、ドコモやauやソフトバンクの場合、販売したiPhoneはSIMロックはかけられていますが、楽天モバイルのものには当然ながらSIMロックはありません。一応、ネットワーク利用制限というものも楽天モバイルにはありますので、不正が発覚した時点で楽天モバイルの回線で使えなくすることはできますが、楽天モバイル以外では使えますので、不正入手でもバレにくいということがあるかと思います。

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