EV、PHVの充電ソケット位置一覧、コンセントは後から前から?
電気自動車の充電コンセントを作るときに悩むのが充電コンセントの設置場所。できればクルマの充電ソケットに近いところに置きたいところですが、そうもいきません。今や車種ごとにバラバラでどう設置するのがいいでしょうか。
ガソリンの注ぎ口はどこにあってもガソリンスタンドで停め場所さえ間違わなければよいですが、電気自動車はそうはいきません。駐車場の設計次第ではケーブルが長くなって足をひっかけたり、2台あるなら別のクルマの動きを妨げます。
現在、国内で入手できそうなEVとPHVの充電ソケットの位置を調べてみました。
前端
- リーフ
- e-ゴルフ(普通充電)
- ゴルフGTE
- BMW i3(普通充電)
右後
- プリウスPHV(新型、旧型とも)
- 三菱i-MiEV
- アウトランダーPHEV
- BMW i3(CHAdeMO)
- e-ゴルフ(CHAdeMO)
右後端
- メルセデス・ベンツ E 350 e AVANTGARDE Sports
- メルセデス・ベンツ C 350 e AVANTGARDE
左後
- テスラ モデルS
- パナメーラPHV
左前
- BMW 330e
- BMW 225Xe
- BMW 530e
- BMW 740e
- BMW X5 xDrive40e
見事にバラバラです。こうなったらどれか決め打ちです。プリウスPHVやアウトランダーPHVなら右後にしておけば当分いけそうですので、右後にかけてみるのも悪くなさそうです。右後にあればBMWのPHV車なら180度ひっくり返して置けばよそさうですし、リーフやe-ゴルフもケーブルをひっぱればいけそうです。
もし、ケーブル付きの充電コンセントを設置する場合は長さと取り回しも確認しておいたほうがいいでしょう。
なお、現在は自宅に設置するなら通常は普通充電用でいいですが、今後、CHAdeMOソケットでの充電も普及すると思われます。自宅で急速充電とまではいかないもののCHAdeMOソケットを使えばもう少し大量の電気を送り込んだり、家の電気の使用状況にも応じた制御や、何よりも電気自動車から電気をもらうことも可能になります。
今は高価ですが家庭用V2H機器も市販されていますので、普通充電とCHAdeMOでソケット位置が異なるBMW i3やe-ゴルフもあり、将来のCHAdeMO用のソケット位置も気にしておくとよいかもしれません。