楽天モバイルのRakuten Linkで2台同時に同じ電話番号を使う方法
楽天モバイルのRakuten UN-LIMITでは通話はRakuten Linkアプリを使います。ひと工夫することでRakuten UN-LIMITのSIMを入れているスマートフォンとは別の機器でRakuten Linkを使うことができることがわかりました。その応用として、Rakuten Linkを入れたスマートフォン2台に同時に着信し、どちらか片方から発信もできる状態になったので記しておきます。
これができると、スマートフォンを2台持っていて、その日の気分でどちらか好きなほうを持っていっても、どちらでも同じ電話番号で発着信ができて便利です。ただし、安定度という面では少し怪しく、うまく着信しないときもあります。
さて、やり方です。まず、Rakuten UN-LIMITのSIMを入れた機器とは別のスマートフォンのRakuten Linkで発着信ができるようにします。以前に記載したとおりです。
【2021年3月・Android版】楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」でモバイルルータで通信しながら別のスマホで「Rakuten UN-LIMIT」の通話をする方法
この状態では、1号機には別のSIMが入っていながらRakuten LinkでRakuten UN-LIMITの電話番号で発着信ができ、2号機にはRakuten LinkのSIMが入っています。
ここから、2号機にRakuten Linkアプリを入れて、ログインします。SIMが2号機に入っているのでSMS認証も通常どおり済ませて大丈夫です。別のSIMを入れていながら認証をした1号機のRakuten Linkアプリは自動でログアウトせず、ログインした状態のままになります。
この状態で、1号機、2号機ともにRakuten Linkで着信できる状態になります。電話をかけると少しタイミングがずれますが、どちらも着信し、先にとったほうで電話を受けられます。
また、発信も可能です。どちらからでも発信ができます。ただし、同時通話はできないようです。この状態で数日たっていますが、いまのところRakuten UN-LIMITの電話番号に電話をかけると両方鳴る状態が続いています。
ただし、あくまでそうなっただけで、動作を保証するものでもありません。まして、公式な使い方でもないので、楽天モバイルに問い合わせてやぶへびにならないよう、密かに便利に使っていただければと思います。