CEATEC 2018に行ってきた ~ Tuya Smartの展開に期待が持てる
スマートプラグでTuyaのアプリを使った経験のある人ならわかりますが、Tuya SmartというIoT機器のプラットフォームはかなり期待の持てるということが分かると思います。TP-Link、SONOFF、Tuyaと3つ比べればTuyaがいいと思う人も多いと思います。
ソフトバンクC&Sのほうのニュースで報じられてはいますが、Tuya Smartが国内で本格展開します。ソフトバンク系のプラススタイルからまず、ロボット掃除機、加湿器、アロマミストポッドの3製品が出ますが、今後、ソフトバンクが本気で後押しすれば、スマートプラグなども正規品がどんどん登場すると思われます。
https://www.softbank.jp/corp/group/sbcas/news/press/2018/20181016_01/
CEATECにはTuya Smartがブース展示していますが、ちょっとわかりにくい展示です。説明を聞いてきた私がかわって説明すると、どうやらTuyaはモジュールとアプリやクラウドを提供するだけで、Tuyaの製品というのはなく、Tuyaのシステムを組み入れた製品が存在するというわけです。ブースはTuya Smartを内蔵した製品は置いてありますが、ブース自体はTuya Smartというプラットフォームの展示です。
モジュールは内部で機器のインターフェースと直結し、電源を入れたり、何かを調整したり、状態を返したりすることができます。家電メーカーはスマート家電にするための面倒なところをTuyaに丸投げできるというわけです。アプリやクラウドは世に出してからメンテがたいへんですが、そこをTuyaがやることによって、スマート家電をあきらめていたメーカーも参入できるというわけです。
実際、ユーザーもTuyaのアプリやクラウドを使ってもらうことで他の連携がやりやすくなりますし、動作も安定します。独自アプリやクラウドだと撤退されたらその時点で終わりですから、専門のところがやってくれれば少しは安心といえます。
なお、Amazonなどで売っているTuyaのアプリを使うスマートプラグですが、メーカーはいろいろでもTuyaのアプリ使うという共通項があり、ノーブランドでもTuyaの力でずっと使うことができるということになります。
今回、注目されはじめたTuyaですが、これからしばらくはTuya Smartに注目していこうと思います。