岩崎電気のスマート壁スイッチ「Link-S2」を設置する方法は、いつもの電源問題があるので注意

電灯のスマートスイッチに興味を持っている人は多いのですが、どれもこれも電源問題にぶつかります。通常、壁のスイッチのところは電源の片方しかきておらず、電灯のオンオフはできても電源が取れないのでスマートスイッチに置き換えができないという問題です。

岩崎電気の「IoTスマートスイッチ Link-S2」は最近発売し、秋葉原でも出回っているということがニュースになっていますが、同様の問題があり、簡単にはスイッチの取替だけの装着できません。つまり、大規模リフォームなどで家の配線を直すときでないと設置できません。

岩崎電気のWebサイトにはワイヤレス連動を売りにしていて、連動設定では階段の3路スイッチの配線が不要と記載がありますが、それを受け売りしただけの記事では「3路スイッチが不要」とそこばかり強調していることもあり、誤解が広がりそうです。

ちなみに連動動作がどういうようになっているのかはわかりません。同じネットワーク内ならネット接続に関係なく動作するのか、クラウド経由で連動するのか謎です。クラウド経由ですと離れた場所でも同期できますが、連動にタイムラグや回線やサーバーにトラブルがあれば連動が動かない可能性もあることは注意すべきでしょう。Smart LifeやTuyaと全く同じですし、岩崎電気のサーバー安定化の技術はどれほどなのか未知数です。

それと、機器の奥行きが大きくて浅型のボックスでは入りません。運良く電源が引き回せたとしても、奥行きのとれない壁やボックスの交換がやりにくい壁では入らない可能性があるので注意が必要です。

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