マツダが東京モーターショーで公開する「量産EV」とはなに? プレスリリースから本気を疑う

マツダがあえて「量産EV」とするくらいですから、試作品ではなく商品化前提のクルマということになるんでしょう。ただ、不安な点があります。プレスリリースのイメージ写真です。

https://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2019/201909/190925a.html

写真で握っているのは、欧州などで使われている普通充電コネクターです。IEC 62196-2 Type 2で、「タイプ2」などと呼ばれてるというみたいです。マツダはEVを欧州で試乗会をやってる関係からこれが付いているんでしょうが、せっかく日本で公開するのですから、ここは日本仕様のコネクターを入れてほしかったところです。

IEC 62196-2 Type 2は三相交流対応なので、電力端子が多いです。電力端子がたった2本しかない日本で使ってるSAE J1772/IEC 62196-2 Type 1よりもひとまわり大きく、200Vクラスの三相交流なので、日本仕様よりもどんどん電気を注入できます。

そして、プレスリリースの象徴的な写真なのですから、普通充電でなく急速充電のCHAdeMOのコネクターであるべきでしょう。もしかしたら、ストックフォトから適当に選んだ写真なのかもしれないと邪推してしまいます。

こんな大事なリリースのイメージ写真がこういう状態ですと、はたしてマツダは本気なのか疑ってしまいます。こちらではマツダに問い合わせることはしないですが、専門マスコミのみなさんは、どうしてこんな写真を使ったのかきちんと問いただすべきでしょう。

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