自宅に6kW普通充電の設備を考える<リーフ e+対応> 10万円前後からどうにかなる可能性

リーフ e+が登場し、走行距離の多い人は自宅で6kW普通充電の必要性が出てきました。なぜなら既存のEV用コンセントで3kW普通充電ですとカラになった場合、一晩で回復できないからです。ロスを含めない単純計算で3kWで62kWhの電池をカラから満たすには20時間40分かかるからです。

そもそも、カラまで使い切るのかとか、いつも満充電は電池が痛むとからしないという問題があり、実際には80%~20%の間が実用範囲です。ということは容量の6割、37.2kWhをどれだけの時間で充電できるかが問題です。それでも3kW普通充電では12時間24分かかります。それを6kW普通充電にすることで半分の6時間12分にしようということになります。

電気容量とブレーカーの問題は別に語りますが、まず、充電器を探してみます。デルタ電子の「Q-VEC」は定価18万円。実売価格は不明ですが、パナソニックの3kW普通充電の制御付きの定価が24万円することから考えても、通常の電材とは仕切り価格が違うと見てよさそうなので18万円から半額になるようなことはないと思われます。オプションのデマンドコントローラーについてはあとで検討します。

では海外に目を向けてみると製品はいくつかあります。消費電力にあわせた制御はないですが、各電気自動車に付属しているような充電ケーブルでも6kW普通充電に対応しているケーブルがあります。規格は「SAE J1772 Type 1」とされているもののうち、250V32Aに対応する充電ケーブルを使えば6KW普通充電ができそうです。

アリババのECサイトで見つけたものでは、例えば以下のものです。DUOSIDAやAdjusatble というブランドのものです。32Aというのが6kW普通充電に対応しています。

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問題はこれに合うコンセントの設置です。海外から持ち込まれる設備機器やキャンピングカーなどでたまに見るCEEプラグの青色タイプですが、これの32Aタイプのものが必要です。

これも海外ECサイトで買って壁に付けてしまえばいいのですが、日本のPSEマークが付いているものなんてありませんので、電気工事屋にコンセントを持ち込んでも付けてくれない可能性があります。

ですので、雨のかからない場所にPSEのある200V30Aコンセントを設置、そこから延長変換コードを作って使うという方法が現実的です。200V30AコンセントはIHコンロ用が手に入りやすいかもしれません。

ちなみに、CEEプラグは黄色や赤色もありますが、黄色は100V、赤は三相です。青の32A対応品が必要です。


配線も15Aとは異なります。日産の3kW用普通充電の推奨工事では2.6mmのVVFとなっていますが、管に入れたりした場合は30Aが流せません。IHコンロの電源には2.6mmのVVFや5.5sqのVVRにこれで最大29Aを流しますが、IHコンロはフルパワーを何時間も連続で使うことは通常ありません。しかし、6kW普通充電だと人が眠っている間に長時間連続して30Aが流れることを考えると余裕をもったケーブルで分電盤から引いてきたいところです。

損失も考えればできればもうワンランク上のVVRやCVの8sqがいいかもしれません。敷設方法によってはこれでも許容電流を超えることがありますし、連続で10時間以上30Aが流れる可能性があるため電線の太さ選びや設置は慎重に行わないと異常発熱や発火につながる恐れがあります。

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もし、分電盤からEVの充電場所までの電線の引き直しができないなら6kW普通充電はあきらめたほうがいいかもしれません。

ちなみに費用ですが、充電ケーブルが5万円、CEEソケットが2000円、配線用のCV 8sq3芯が400円/mとして、分電盤から15m引っ張ったとして5万8000円ほど。分電盤に余裕があるなら、この金額に工事費を足したものです。

さらに分電盤から引き込み点までの配線が8sq以下だったりするとさらに工事が必要です。契約も含めて改めて解説したいと思います。

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