SwitchBot スイッチボットに最適な電灯の壁スイッチはこれだ

SwitchBot(スイッチボット)が話題になっています。突起のようなものが出てスイッチを押すという単純明快な動作の小さいロボットで、話題になっていたものです。サンワサプライが扱い開始したことで再びニュースになり、今後はより入手しやすくなると思います。そこで、取り付けやすい壁スイッチを考えてみました。

 

 

まず、主に出回っている壁スイッチです。左が昔ながらのフルカラー、中央が最近の家でいちばん多いコスモシリーズワイド21です。21世紀に入ってからはほぼこれです。そして、右が最近登場のアドバンスシリーズです。コスモとアドバンスは押してオン、もういちど押してオフのオルタネート動作なので、スイッチボットでの操作はわりとやっかいです。

そして、コスモはスイッチボットをつける場所もありません。出回ってるのは写真のラウンド形状タイプですが、これはフチがカーブしていて何を付けるにしても安定感がありません。

アドバンスも同様です。スイッチがオルタネート動作なので操作がやっかいですが、コスモよりはフラットな場所があるので取り付けやすいかもしれません。

最もいいのが昔ながらのフルカラーです。オンとオフが一目瞭然、スイッチボットでもスイッチ引き上げ用のフックを使ってオンとオフができます。状態がわかるというほか、プレートに余白があるので取り付けやすいということもあって非常に有利です。現行品ですし、いまでもホームセンターなどで入手は容易です。サンワサプライの動画でもこれです。

 

これで完璧かと思うとひとつ小さな問題があります。フルカラーの通常のプレートでは若干ラウンドしている形状ですし、プラスチックのはめ込み式なのでスイッチボットの動作やパネルの経年劣化次第では表面パネルが剥がれてしまう可能性があります。そして、若干ラウンドしているので取り付けとしてはあまりよくありません。

表面のパネルを剥がしたところです。そのおかげでネジの頭が表面に出ないのですが、スイッチボットの取り付けとなると耐久性が不安になります。

スイッチボットで検索すると上位に出てくるブログではベージュのプレートで表面にネジのあるタイプを使っていますが、これ、フルカラー初期のもので1970年代末期。今はカタログにはありませんので入手不可。PSEマークもないころのモノなので厳密に言えば新規設置は不可能になります。

金属プレートを使う

現在の入手可能なもので、おすすめなものは、金属プレートです。金属プレートも最近は表面にネジがないタイプもありますが、プラスチック製と同様にはめ込みが外れると表面が外れてしまうので、表面にネジがあるタイプを強くおすすめします。

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表面のフラットでスイッチボットが取り付けしやすく、しかも高剛性です。

プレートの型番は1つ口でWN7501です。フルカラープレートがすでに付いてるならプレートだけ交換可能ですが、コスモだったり別のものならスイッチとフレームも交換の必要があります。

プレート交換だけでも杓子定規にルールに沿うと電気工事士必要です。

なお、残念ながらスイッチボットはまだ使っておりませんので、実際に使っての提案でありません……。

後日、使ってみました。

SwitchBotを導入してみた【単体編】

SwitchBot スイッチボットに最適な電灯の壁スイッチはこれだ” に対して6件のコメントがあります。

  1. Luce より:

    Switch botの壁スイッチ関連で徘徊していたら
    コチラの記事にたどり着きました。
    ふと思ったのですがPanasonicの
    コスモシリーズには赤外線リモコン型の
    壁スイッチWTP56219WPが有るので
    これをSwitch botのハブミニに学習させれば
    物理スイッチたるSwitch bot無しでも
    スマートにオンオフ出来るのではないかと
    思いました。

    1. アバター画像 電気仕掛けの家 より:

      一般的なリモコンの光源であれば、学習させて動作すると思われます。
      ただ、WTP56219WPは入りと切りが同じボタンで同じ信号を出していると思われるので、スイッチが入ったか切れたかの判断が離れた場所からできません。オルタネート動作のスイッチと同じ使い勝手になります。

  2. ちょろぎ より:

    最近スマートホーム化に取り組んでおります。
    我が家は床暖にボットを取り付けてみたのですが、こちらの記事の通り、オンオフを同じ箇所を押すことで操作する仕様なので、現状がオンオフどちらなのかは目視するしか術がありません。
    Alexaアプリとも連動させていますが、デバイスの項目をチェックしてみると常にオン表示となっており、それを押して作動(オン)させてもオン表示のまま、さらに押して作動(オフ)させてもオン表示のままです。一方、スイッチボットアプリ側を開いてボットが作動した履歴を確認してみるとオンとオフ、交互に表示されています。つまりボット側はオンオフ同じ動作を行っていてもどちらの操作をしていたかの自覚?があるのに対し、それが上手くAlexaアプリ側に反映されていないのかなと思います。
    最も有用なのは帰宅前に床暖をオンに遠隔できることや、消し忘れがあった場合に遠隔でオフできることと思いますが、管理しているAlexaアプリ上の表示が常にオンだと不便で仕方ありません。

    本来の記事内容と乖離した質問かも知れませんが何かご存知のことがありましたらご教授下さい。

    1. アバター画像 電気仕掛けの家 より:

      コメントありがとうございます。
      残念ながらスイッチボットではどうしようもなさそうです。
      外部から確認する方法としてはリモートのカメラを取り付けて床暖の動作ランプを確認するか、もし、通常の100Vのコンセントのものなら、消費電力がわかるスマートプラグを常時オンにしておいて途中に挟み、消費電力を確認することでしょうか。

  3. 匿名 より:

    東芝ライテックのシーソースイッチがスイッチ面も大きくて良さそうです。

    1. アバター画像 電気仕掛けの家 より:

      コメントありがとうございます。
      WIDEiのことだと思いますが、フチが狭すぎて本体固定の面で金属ベースのフルカラーほど適していません。実験済です。
      入手もパナに比べると難しく、一部建売業者で積極的に使っているほかは、レアなので記載していません。
      反対にTLTの製品だと普通のJISプレートの色がパナのコスモに近い純白なので、スイッチ部分がフルカラーのベージュっぽい色では不満という場合にはいいかもしれません。プレートが金属でもスイッチに白さを求める場合でも有効です。
      パナWN5001→東芝NDG1111

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