sonoffのWi-Fiリレー「Sonoff 4CH Pro」は何でも遠隔操作ができそう

中国メーカーのブランドであるSONOFFの製品は今、注目です。スマートコンセント/スマートプラグ/Wi-Fiプラグが注目されますが、もう少し簡単な制御もしたいところです。例えば、スイッチの電極を引っ張りだして、リレーでオンオフするような使い方です。最近は電子工作をする人が多くなったように思いますので、これだけでいろいろなモノの制御ができるのではないでしょうか。

電子工作ができるなら、ラズベリーパイ(Raspberry Pi)のGPIO端子からリレーをつないだりして、スイッチのオンオフをするかもしれません。しかし、ラズベリーパイの導入・設定からGPIO部分に接続するインターフェースの製作まで考えると、費用も手間もかかります。Linuxを全く触ったことがなければ、基本的なコマンド操作の作法を知らなければ、ネット上にたくさんある事例すら真似することができません。

そこでSONOFFの「Sonoff 4CH Pro」です。1c接点のリレーが入っており、スイッチで言う1回路2接点の操作がアプリからできます。これが4組あります。価格はだいたいAliexpressでは日本への送料込み2000円前後です。

Sonoff 4CH Pro & Sonoff 4CH Pro R2

例えば家なら電動シャッターのスイッチがありますが、スイッチから線を引き出して「Sonoff 4CH Pro」にも並列につなぎ、必要に応じて制御するということも可能です。開くのボタンを1秒くらい押して離す動作は自分で操作しないといけませんが、開閉が遠隔操作可能になります。

電子回路に詳しい人なら、コンデンサーを使って状態が変化したときに一瞬リレーをオンにするインターフェースを追加すれば、遠隔のスイッチを1組に減らすことができ、もっと効率的に操作できるかもしれません。

また、「Sonoff 4CH Pro」ではシャッター以外にも何か4つの回路のオンオフをしてもいいですし、2つを使ってモーターの両極をつなぎ、モーターの正転逆転を切り替えることもできます。

技適もないので、国内で正規に利用することはできませんが、スマートコンセントの正規品が登場しているので、こういったものが登場するのも時間の問題かと思います。

ちなみに国内でも共立電子から似たようなものがあります。この場合はリレーが1回路2接点が1つとPWM出力が1つです。PWM出力はパルス幅で実効電圧を可変するなどもできて面白いですが、基本的には同じネットワーク内の端末からWebブラウザから制御する形になります。サーバーとアプリがセットになって手軽に遠隔操作できるSONOFFの製品とはだいぶ異なるものになります。

Wi-Fiリレー KP-WIFIRY
http://eleshop.jp/shop/g/g402513/

さらに他にもありますが、実験用でもっと高額なものになり、個人が導入するには敷居が高いものになります。SONOFFの正規導入を待ちたいところです。

sonoffのWi-Fiリレー「Sonoff 4CH Pro」は何でも遠隔操作ができそう” に対して2件のコメントがあります。

  1. umezaki より:

    いつも拝見させていただいております。こちらの記事の「・・・電動シャッターのスイッチ・・・Sonoff 4CH Proにも並列につなぎ・・・」を是非試してみたくsonoff 4ch Proを購入しました。大変初歩の質問で申し訳ありませんが電動シャッタースイッチがDCとなっており汎用のACアダプターを購入したいのですが、接続部の極性を教えていただけないでしょうか?

    1. アバター画像 電気仕掛けの家 より:

      件の記事では、
      >スイッチから線を引き出して「Sonoff 4CH Pro」にも並列につなぎ、
      がすべてです。

      これでわからないようでしたら、安全や無駄な故障を引き起こさないためにも改造等はしないでください。(強めに言います)

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