変動相場式の電気料金メニューはよく考えて、メリットにはデメリットもある

変動相場式の電気料金メニューでは、ここ数日の電力の逼迫では電力単価が極端に高くなり、今月の電気代が心配だという声もあります。なかには、こういったメニューは絶対に入ってはいけないという極端な話もありますが、物事にはさまざまな取引形態があり、相場を形成することで有利に働くものもありますので、一概には否定できません。

変動相場である以上、安いときも高いときもあります。現在、話題になっている電力メニューの問題は安いときでもそれほど安くないことと、上がるときは極端に高くなり、しかも、電気の特性上、使わなければならないタイミングはずらせず、高いまま使うしかないということです。

今回の問題のように、暖房で使うときの相場が高くなれば、他に暖を取る方法がなければ、高い料金を払わないとなりません。

もし、変動相場式の電気料金メニューを使うなら、高いときは使わずにすむ体制を整えるしかありません。変動相場というものは、相場の上下で需給のバランスを取る作用もあるため、需要を平準化するためにも役立ちます。電気は大規模な蓄えができないので、需要を平準化することで、インフラの低コスト化などに役立ち、めぐり回って末端の支払い料金にも反映されます。

社会全体ではメリットもある変動相場性ですが、今回話題になっている相場をダイレクトに反映するシステムは極端な例として、もう少しマイルドかつ効果的に相場を反映するプランもあっていいと思います。電気が高くなることでピークシフト的な節電方法が普及すれば、社会全体の電力消費の平準化の方向に行き、発電や送電インフラのコストを下げ、停電に対する信頼性も高くなると思われます。

なお、高いときに使わない方法としては蓄電池の活用がありますが、残念ながら10kWh程度の容量では真冬の消費量に役立ちそうにありません。

 



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