【写真】電気自動車から電源を取る機器はニチコンのPower Mover
展示会でニチコンのPower Moverの写真を撮っておいたので公開しておきます。ニチコンのPower Moverです。
https://www.nichicon.co.jp/products/v2l/index.html
コンセントが3つあり、それぞれ独立して1500Wが取れますので合計で最大4500Wまで使えます。使う端子はCHAdeMOの急速充電端子に接続します。急速充電端子は双方向給電に対応しているので、給電機器を利用することができますが、バッテリー直結の直流が出てくる仕組みなので、簡単なアダプターでは電源をとることができず、こういった装置の大きさも価格面でも大掛かりなものが必要になってきます。
今後、量産が進めば価格が下がるのは当然で、できれば1500Wのインバーターくらいリーフに安価なオプションとして装備してもいいくらいです。が、現状の航続距離のことを考えると、リーフから電気を取るということは非常時くらいしか考えられず、需要もないと判断しているのかもしれません。
なお、CHAdeMOの急速充電端子から電源を取るための機械は、このほかに1500Wまでだけど安い「LEAF to 100V」や、
https://www.aesc-lb-ec.com/products/detail.php?product_id=6
9kVAまで取れて200V出力もあるホンダのPower Exporter 9000があります。
https://www.honda.co.jp/smartcommunity/pe9000/
以下、写真です。
Power Mover全景
ケースを開くとなかにCHAdeMOのソケットが入っています。
厚みもけっこうあります。
CHAdeMOのコネクターが内部に収納でき、使用時にはケースの切り欠きからコネクターケーブルだけ出すことができます。
取っ手が付いてます。ちなみに重量は38kgです。
CHAdeMOのコネクターとケースの切り欠き。
出力の切り替えです。50Hzと60Hzの切り替えができます。
コンセントはこちらに。ケースの蓋を閉めても使えるようになっていて、すべてアース付きの抜け止めコンセントになっています。非常時にコードに足をひっかけて給電停止ということが起こりにくいようになってます。
仕様です。
なお、Power Moverは楽天でも売られています。
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