冬場のエアコン室外機の異音はコンプレッサーが原因ということもある

エアコンの室外機の動作音が気になるのは冬場だったりします。エアコンは冬場のほうが大きな出力を出すため、音が大きくなる理由は十分です。ネットで検索するとファンのほうのモーターを疑っていますが、実際はコンプレッサーのほうが大きな音を発していたります。

音の発生源がファンなのかコンプレッサーなのかの見分け方は、室外機は通常、左側がの大きな円形がファンになっています。右側には何か入っているように見えますが、そこがコンプレッサーです。

耳を近づけてみて、そのどちらから異音がしているのかを見極めます。

もうひとつの判断として、ファンの回転数に応じてブーンなどの振動が出ていればファン。ファンの回転と比例せず音がしていればコンプレッサーです。ファンのほうは擦れたり偏心しての振動。ところがコンプレッサーは往復運動的な、クルマのエンジンのアイドリングのような音になります。

モーターならば、ネットを検索するとほとんどお金のかからない対処方法が見受けられます。モーターのベアリングに注油するなどですが、短期的ならいいとは思いますが、今後も長期間利用するつもりならば、きちんと修理や交換することを強くすすめておきます。

一方、コンプレッサーの場合はやっかいです。コンプレッサーを固定するゴム部分が劣化して外れるなどわかりやすい故障もあり、その場合は分解してゴムをなんとかすれば大丈夫ですが、コンプレッサー自体の劣化で異音がしていればコンプレッサーの修理や交換しかありません。冷媒のサイクルの一部ですので、いったん冷媒経路を遮断してからコンプレッサーを取り外し、修理や交換、そして再び取り付けて冷媒充填が必要になりかなり面倒です。

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