エアコンのリモコンが見つからないときは本体のボタン操作で運転可能

エアコンのリモコンが見つからないとき、全く動かないと言う人もいますが、実はそうではありません。本体には応急運転ボタンがほぼ装備されていて、細かい操作はできないもののとりあえず冷やすことができます。

ボタンは正面に出ているところにある機種もあれば、フィルター掃除のためのハッチを開けたところにある機種もあります。

このボタンスイッチの本来の目的はリモコンをなくしたときのためではなく、試運転や取外時のポンプダウン用なので、機種によっては冷房最大で運転となってしまいます。しかし、暑くてどうしようもないときに使うならこれでも十分です。

リモコンをなくしたことが確定していたり、壊れていることが確定なら代替品を用意すべきですが、あるはずなのに今だけ見つからない、とか、どのリモコンを買ったらいいか調べるのに時間がかかるとか、発注したけど届くまでに熱中症になりそう、というときは応急運転ボタンが便利です。

もし、余裕があるなら応急運転ボタンはどういう動作になるのか説明書で調べておくといいです。必ず冷房最大になってしまうのか、それとも温度に応じた自動運転になるのかです。機種によっては普通押しで自動運転、長押しで冷房最大という機種もあります。説明書は型番で検索すればネットでも見ることができます。

ちなみにエアコンのリモコンはただボタンに応じて赤外線を出しているわけではありません。機種によってはリモコン側に温度センサーを装備するなどリモコンのほうで考えて制御信号を送っていることがあります。

各メーカー対応の汎用リモコンでもオンオフ、温度、風量などは操作できますが、機種によっては本来の機能を発揮できないことや、特別な操作のためのボタンがないこともあります。購入の際は機能と互換性を十分に調べ、元のように使いこなしたいなら高いですが純正リモコンや、メーカーの機能を網羅したリモコンを調達することも考えてください。

 

 

あとは、リモコンをなくしたときのために、赤外線ネットリモコンを用意して設定しておく方法もあります。これならスマートスピーカーやスマートフォンから操作できます。枕もとにエアコンのリモコンはなくてもスマートフォンを置いているという人は、活用すると便利さを実感すると思われます。

 

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