年末年始の電気の事故に注意
電気の事故といえば電気ストーブの発火と思いがちですが、延長コードをはじめコンセントまわりや、機器そのものからの発火など多岐に渡ります。
そこで、不在が長くなるなら不要な機器のコンセントは抜いておくこと。そして、大掃除のついでにコンセントまわりのホコリを落としておくことも必要です。
そして、劣化したコンセントは大掃除で抜き差しすることで、逆にトラブルを抱え込んでしまう可能性もあります。例えば、ホコリまみれであってもコンセントはしっかり接触していたものが、一度抜いて刺したときにホコリをかみ込んだり、奥に入れてしまったりすることもあります。
ほこりだらけのところにあった延長コードなどは、古いようなら思い切って買い替えがおすすめです。
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あとはもうひとつ。ACアダプターも要注意です。こちらも古くなったらトラブルが発生する可能性があります。よく聞くブランドかそうでないかや、値段はあまり関係がなく、だめなものは広範囲に存在し、いいものもあります。まれにひどいモノが混じっていることから、不在が長いなら抜いておくことがおすすめです。特にUSBの充電器はさしっぱなしが多いですが、これも不要なら抜いておいたほうがいいです。
どうしても挿しておかないとならない場合は、まわりに燃えやすいものが置いてないか、よく確認したほうがいいでしょう。最悪、発火してもまわりに燃えるものがなければ、そこだけ燃えて終わるからです。
USB関係の製品は新興メーカーのものが多いですが、マスコミに取り上げられるメーカーが良いとは限りません。ステマとは言わないまでも広報宣伝だけが異常に強いメーカーもあったり、保護回路の内蔵や、耐久試験をことさらに強調するところもあります。
では、どこが良いかと問われると難しいのですが、製品を見て、使い勝手などを見れば、実際に使う人のことを考えているか、作り手の気持ちが弱いところは注意しています。設計・開発者であっても消費者ですので、自分で使っていたらこういう造りにはならないな、と、思うような製品が要注意と思っています。
そして、長期の外出時はスマートスピーカーは必ずオフがいいでしょう。音声操作を設定している場合、もし、何かの音がきっかけで誤動作したら問題です。不在の家を狙って窓にメガホンを密着、スマートスピーカーから悪さをする新型泥棒がないとも限りません。
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