電気火災に注意
新年あけました。
寒いですね。本当に火事に注意してください。そのなかでも電気火災はやっかいです。電気ストープなどの大電力を想像しますが、そうでないものでも火事にはなります。
個人的に経験したことのあるのは、ACアダプターからの異臭です。発火までに至りませんでしたが、トランスが溶けてその樹脂の匂いが部屋に充満していたことがあります。相当昔の話ですが、つけっぱなしの機器には注意が必要です。
ACアダプターは壁の後ろのほうに、ホコリまみれになって置いてあることもあります。そこに小さくても発熱や発火があればと考えると非常に怖くなります。カーペットの上にタップがあり、ACアダプターが置いてあることもあるのではないでしょうか。
ですので、ACアダプターは注意が必要です。そして、注意することはACアダプターやUSB充電器の質と価格がきちんと比例しないことです。安物でも安全なものは存在しますし、高くても危険なものもあります。こればかりはブランドなどを信用するしかないというのが実情です。そして、稼働中はときおり異常発熱がないか確認したり、周囲に燃えやすいものがないか確認するなどしたほうがいいでしょう。また、あまり古いものは交換したほうがいいでしょう。
ACアダプターでなくても、それ以外の原因でも発火します。やはり大電力機器については、コンセント周りの発熱がありますので本当に注意が必要です。
また、許容電流内、つまり、例えば10Wの機器でも発熱や発火はしますので、その場合の対策にはなりませんが、電源回路にショート(短絡)が起こった場合に役立つのがブレーカーです。しかし、劣化していると役立たないことがあります。
ちなみに、延長コードの過電流防止機能なんて全く役立たないと思われます。へんなものを付けて安心してしまわないようにしましょう。