IoT機器が原因の火事の可能性はある。木造住宅は特に注意
火事はいやですね。本当に注意したいです。そこで、スマートなんとかというIoT機器は、電源を入れっぱなしにすることも多く、故障があれば火災につながる可能性が出てきます。そこで注意したいことがあります。
コンセントそのものの状態を確認、ホコリやゴミは除去
基本的なことですが、コンセントの周辺のホコリやゴミの付着の確認や掃除、半挿しになってないか、ゆるくないかは最重要項目です。IoT機器はそれほど消費電力が高くないですが、冬は別の機器と使うこともあり、壁のコンセントが緩いとそれだけで発熱、発火の原因になります。壁のコンセントは消耗品としてとらえ、ひび割れや緩いなどの状態があれば交換を強くすすめます。
タコ足配線には注意
さまざまな機械の説明書にはタップを使うなみたいなことが気軽に書かれていますが。そんな記載をしている一方で家電店ではタップが普通に売られています。ユーザーが注意することは、消費電力の合計が収まってるように使うのはもちろんですが、タップの劣化として、コードの痛み、コンセントのバネが傷んでゆるくなってないか、そして差し込むほうが可動タイプなら緩くなってないかを定期的に点検することでしょう。
傷んでいたら潔く交換です。あと、良質なものを選ぶことが重要です。前にも言ってるように「過電流なんとか」のようなものはだいたいダメです。
ACアダプターは良質なものを
24時間給電することになるので、これは良質なものが絶対です。「過電流防止なんとか」をことさら強調するメーカー(ブランド)もありますが、そんなのあって当たり前で、何をもって過電流防止なのかも不明確です。回路的には出力側に10円のポリヒューズでも付けておけばいいですし、定格内の電源供給であっても発火することなんていくらでもあります。そもそもACアダプター自らの異常では過電流防止装置なんて役立たちません。
ですので信頼あるブランドや、社内基準の厳しそうな大手老舗メーカーの機器が安心ということになりそうです。残念なのは価格と質は全く比例してないことで、百均で売ってる200円のACアダプターと、1000円で売ってるACアダプターの質は多少違うようにも思えますが、同じ1000円程度のアダプターを比べたところでさまざまです。高くてもひどいのはいくらでもありますので注意が必要です。
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