Wi-Fiルータの選び方、高い安いたくさんあるが、まずこれを選ぶ

スマートホーム/スマートハウスを実現するためには無線LAN(Wi-Fi)が不可欠。ところがWi-Fiルータの選び方はほんとむずかしいです。固定のネット回線があれば、そこに付け加えるカタチで使うものです。そこでなるべく簡単に選ぶ方向で考えてみました。ベストマッチにならないかもしれませんが、そこはご了承ください。

基本の選択はコレ

まず、基本の選択です。これは守っておいたほうがいいです。

・IEEE 802.11ac対応
・LAN側の優先LANポートが3つ以上
・ルータモードとアクセスポイントモードの切り替えがわかりやすい
・現行機種

そのなかで無難なのを1つあげるとすれば、NECプラットフォームズの「Aterm WG1200HS2」です。(2018年7月現在)

これの同等機種は、他の大手メーカーではバッファローのWHR-1166DHP4です。

このほかにもエレコムや、スマートコンセントでも有名なTP-Linkなどにも同等製品があります。

なぜNECを先に紹介したかというと、バッファロー機は機種によってはルータモードとアクセスポイントモードの切り替えが物理スイッチではなく押しボタンのため、棚の後ろに置いていてボタンを押してしまい、通信不能になるということがありました。WHR-1166DHP4はスライドスイッチなので大丈夫ですが、選択時にはご注意ください。

スマートホームに使うような機器は2.4GHz帯なのに5GHz帯に必要なIEEE 802.11ac機種にこだわるのかというと、内部の無線関係の世代が新しいことや、11acの通信に耐えられるような高感度なものが入っているからです。

家の隅や庭に置いた機器とも安定的に通信しなければならないことを考えれば、少しでも無線通信性能が良い機種を選ぶは当然です。そして、そこをケチったところで金額的には大きく変わりません。

それよりも上位機種や下位機種はどういうときに選ぶか?

では、そのほかの機種はどういう場合に選ぶかというと、家族が多く複数のスマートフォンから動画を見るような場合は、通信速度の数値が大きいほうがいいです。1台がその速度というのではなく、複数で分け合えるからです。

たとえばAterm WG2600HP2 や WSR-2533DHPはIEEE 802.11ac、つまり5GHz帯の速度がWHR-1166DHP4の倍の表記がされています。速度が早くなるというよりも、複数台を無線接続した場合に、速度が落ちないと思ったほうがよいでしょう。

具体的にはWG1200HS2にPCを1台接続して400Mbps程度の実効速度が出たとして、WG2600HP2では2台のPCがそれぞれ400Mbps程度の速度が出るようなイメージですが、実際問題と倍になるかといえばそうでもないです。

そもそも動画配信だとしても400Mbpsなんて速度になるわけがなく、高解像度でも10Mbpsを超えるようなものはありません。自宅内のHDDレコーダーの録画番組をスマホで見た場合でも25Mbps程度です。PCでLAN内のサーバーと大容量ファイルを転送するくらいしか効果が思いつきません。

将来の投資ともいえそうですが、次の規格も登場が見えていますし、そのころには中のチップセットも次の世代になり、いろいろな意味で新しい「普及クラス」機種を買ったほうがいいでしょう。

余談ですが、アンテナが何本もニョキニョキ生えてる機種がありますが、受信感度や到達範囲という点ではあまり関係がありません。複数の電波を操って速度をあげるためなので、PCでかなり高いレベルの高速通信を求めるのでなければ無意味、くらいに思っておいてください。

IoT機器だけでよいならこんな選択も

接続するのはスマートコンセントなどIoT機器だけというのであれば、Aterm WF1200CRでも大丈夫です。IEEE 802.11ac対応ながら上流の有線LAN速度が遅いのとLANポートが少ないということで安いです。無線通信性能が十分だからこそこれでも大丈夫です。

 

ただし、人によってはWF1200CRだとLAN側のポート数が少ないことで問題になることもあります。よくわからないのなら、いちばん最初にあげたWG1200HS2にしておくのがトラブルが少ないでしょう。

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