停電時、太陽光発電の自立運転モードの使い方【動画あり】 そしてどこまで使えるか?

北海道で停電していますが、太陽光発電の自立発電モードをぜひ活用してほしいです。停電していない人も、今、この機会にやり方を確認しておくとよいです。そして、過度な期待を持たないためにもどこまで実用的かも考えておくといいでしょう。

まず、前提として、出力を取り出すには通常のコンセントとは別のコンセントが必要です。最近の機種はパワーコンディショナ本体に自立運転時の出力コンセントが付いていますが、そうでない機種や、パワーコンディショナが屋外設置のものは別にコンセントを設置しないと出力しません。付けてなければ自立運転しても電気を取り出す方法がないことになります。

コンセントの確認ができたら、次に自立運転モードにします。

  • パワーコンディショナーの運転ボタンを押して停止します
  • 分電盤の「太陽光発電のブレーカー」を切ります
  • 再び、パワーコンディショナの運転ボタンを押して運転を開始します

これで自立運転モードになります。パナソニックやオムロンがこの方式です。オムロン製はオムロンのブランドをはじめ京セラ、ソーラーフロンティアなどでも同じものを使ってますのでやり方は同じです。これらは系統に電圧が来ているかどうかで運転モードを判断して起動する感じです。

停電が終わったら、逆の手順で、停止させ、分電盤のブレーカーを入れ、再度運転させれば系統連系となります。

パナソニックやオムロンでも基本は説明書に沿うことが必要です。ほかのメーカーは三菱電機は連係/自立の切り替えスイッチがあるので説明書を確認してください。シャープは屋外設置が多く、機種や設置方法で手順も違うようなのでこれも説明書で確認してください。

下記は京セラのパワーコンディショナの動画ですが、これはオムロン製です。動画は旧型ですが、新型でもスイッチの位置や機能は同じですので、参考にしてください。

使い物になるのかどうか?

次に使い物になるかという問題です。結論から言ってかなり制限がありますが、活用次第となります。出力は日光の当たり具合でもろに変動しますので、雲ひとつない快晴が続かない限り安定しません。

出力も100V出力でコンセント形状から最大で1500W。3~4kWのパネルを載せていても晴れの日に少し日が傾いても安全に使えるのは2~300Wがせいぜいという感じでしょうか。途中にバッテリーなどはないので、雲がかかって太陽光出力よりも使うほうの電力が上回ればその瞬間に落ちます。

2~300Wというと冷蔵庫を使ったら、あとは20型くらいの液晶テレビやケータイの充電程度です。太陽が当たってる間しか発電しないので、冷蔵庫もそれだけしか動きません。不安定なのでバッテリーのある機器の充電がいいと思います。充電なら途中で落ちても問題が少ないので最大まで取ってもいいと思います。

そして問題はコンセントが別ということです。自立運転用のコンセントを冷蔵庫とリビングに設置している住宅メーカーもありますが、通常とは別のコンセントになるので、注意してください。そういう配線がなければ、パワーコンディショナのコンセントから延長コードで電線を引き回すことになります。

それでもないよりはだいぶマシなはずです。過度な期待はせず、どれだけ使えるかを考えてみてください。

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