シャープのロボホンにHEMS対応の「RoBoHoN lite HEMS」が登場、ECHONET Lite対応でなにかできる?
シャープのロボホンの新製品が発表されました。そのなかに「RoBoHoN lite HEMS」SR-05ME-Y というものがあり、ECHONET Lite規格のものを操作できるとあります。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/190218-b.html
とはいえ、HEMS連携といってもよくわからないと思います。
「太陽光発電システムの発電量の確認や家電の操作などが音声対話でできる」とあり、主にクラウド蓄電池のようですが、そもそも蓄電池は本当に意味があるかと言われると、かなり微妙なので、「RoBoHoN lite HEMS」の存在意義が一気に失われます。
そのほかは、ECHONET Lite規格に対応です。あまり具体的なイメージがわかないのですが、無理してECHONET Liteを使うくらいなら、ロボホンなど使わずに、Google HomeやAmazon Echoを使って操作できるものを使ったほうがよさそうです。
HEMSについては河村電器の分電盤「enステーションEcoEye」に対応します。enステーションEcoEyeもECHONET Liteを使って全方位に対応する分電盤なので、今後の発展によってはパナソニックよりも対応範囲が広くなる可能性もありますが、システムとしてはパナソニックのほうが対応機器がはっきりしていて確実に動作しそうなため、ロボホン対応とはいえ現時点で河村電器を選ぶ理由が見つかりません。
つまり、RoBoHoN lite HEMSの使いみちは、残念ながら当面はあまりないと言えそうです。
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