30分の外出ならエアコン暖房は「つけっぱなし」がお得! は真に受けていいか?

エアコンのダイキンが、エアコンは付けっぱなしかこまめな入り切りのどっちが得かを検証した結果を出しました。

http://www.daikin.co.jp/press/2018/180216/index.html

わかりにくいですが、暖房なら長時間の外出なら切ったほうが得となっています。一部でエアコンはずっと付けっぱなしが得のようなことが言われていましたが、外気温度と室内温度の差が大きな暖房なら、家を空ける時間が長いほど切ったほうが得ということです。

このリリースで気になったのは鉄筋コンクリート造のマンションでの検証をしていることです。これが温度が下がりやすい戸建て住宅ならもっと外出時は切ったほうが得となっていたと思います。

これまで、1カ月の電気代の請求書で比べて「付けっぱなしが得」という人がいましたが、そんなアバウトなものではなく、自分で測ってみればよいのです。大電力に対応したワットメーターのようなものがあれば簡単に比べられます。エアコンのコンセントに差し込み、同じような気温と天気の日に、付けっぱなしか入り切りをしてみて、積算電力を比べればよいのです。

 

ただし、これは1500Wまで。2.2kWや2.5kWのエアコンでないと測れません。エアコンのkW数は型番のなかに22とか25という数字が入っていればそれが出力のW数になります。このW数は電力消費のW数とは違います。

ちなみに最近のエアコンはネットリモコンを装着すれば、ワットメーターを使わなくても日毎の電気代をスマホから詳しく見ることができます。パナソニックは全機種対応で、簡単なアダプターを付ければすぐ使えます。外気温との差や建物の条件の検証なしに付けっぱなしが得と言う前に、自分の家で検証してみることをオススメします。

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