電気を良く知るほど、非常時の備えや気分転換に石油ストーブがいい
電気じかけの家は大好きでも、本当に寒い日は「火」を使った暖房が恋しくなります。電気を知るからこそ、リスク分散という意味で電気を使わない暖房も欲しいところです。
薪ストーブほど本格的でなくても、石油ストーブなら買っておいておけばよく、使わなければしまっておけます。石油ストーブを自分も持っていましたが、芯のメンテを怠り、しかも補修パーツ供給が怪しいメーカーだったため処分せざるをえなくなったという経験があります。
そこで、次に買うなら暖房専門メーカーがいいと思い、いろいろ調べたなかで見つけたのはトヨトミのRS-G240です。
トヨトミというメーカーは暖房器具としては大手で、芯の供給やメンテナンスにも不安がありません。でも、注目したポイントは点火がハンドル式で電池を全く使わないということです。
石油ストーブの電池のメンテナンスも面倒ですし、電池がなくなったらライターで点火をしますが、これはもっと面倒です。それをハンドル式になっています。つまみを勢いよく回すコンロやバランス釜のような圧電式点火です。
電気じかけを否定するようなアイテムですが、非常時には電気を全く使わず使え、しかも、薄暗いながらも照明としても使える石油ストーブ。電気を良く知り、電気に頼っている人こそ用意しておきたいアイテムだと思っています。